自分の大切な家族や気持ちが
詰まっている家がまるで二つある様な
どちらにいても
もう一つが気になり

落ち着かない日々で

センターに住みたい。

センターに帰ると落ち着き

みんなただいま。
と心の中で思い安堵した場所

神奈川県動物愛護センター
旧神奈川県動物保護センター。

ライオンロック発生により
ロックを思い出し
旧センターを思い出し

昨日は
そうだ今日はセンターへ帰ろう。
と思った朝でした。

すぐにセンターへ電話し
旧センターから頑張ってくれている担当職員さんに今の状況を確認し

少しまずい今の状況を聞き
私の中で余計に帰る意味が
正当化されました。

神奈川県にとってKDPが必要と
されなくなる事が本当に一番。
昔からそれを心から望んでいた事です。

ですが
これは言ってはいけない事ですが
職員さんの言葉からセンターへ
行く、帰る意味が
あると感じたのも
またそれはそれで嬉しかったのも
事実。

少しでも必要とされている事が
嬉しかったのかもしれません。

ですが、私がこう思ってしまった事はとてもまずい事で
本末転倒で思ってはいけない事。

数年前から感じていた
神奈川県はもう大丈夫だ。
もう居なくても大丈夫だ。
と常に思えていないといけない
のです。

元々全国のセンター収容頭数、
殺処分数は年々絶対に右肩下がりか
横ばい、もしくは崩壊や大規模な
何かがあった場合には少し
共に数字が上がる場合はあっても
また右肩下がりになって行っています。

現在神奈川県動物愛護センターは
厚木にて2件の多頭飼育崩壊事案を
抱えていて

センター譲渡を本当に頑張ってやっていて
センター収容頭数をなるべく増やさない様に工夫し何とかこの
多頭飼育崩壊をクリアして行こうと
言う姿勢で対応していると言う事が職員さんの言葉から感じました。

神奈川県はゼロ達成から
現在まで継続はしていますが

それでもそれは
知事が変わったり
また大規模な多頭飼育崩壊が起こった時に簡単に崩れてしまう事が
起こりうる。
殺処分が始まる事はあり得る。
と言う事は忘れてはいけない事でしょう。

そして私たち神奈川県住民は
今の現状を当たり前だと思わずに
状況が常にまずい他県を見て
この恵まれている神奈川県に住んでいてよかったと思う事が必要だと思います。

北関東を見ても西を見ても
神奈川県の様にラッキーな状況
要素が詰まっている県はありません。
それだけ良くなるには長い時間がかかってしまうと言う事です。
良くも悪くも何かきっかけが無い限り。
それまでは一人一人の努力によって
吹く風により状況を少しでも
良い方向へと進めていくしか方法がありません。

前から@tuki_hoshi.akitainuさん
にセンターを見てもらいたかったのでメールし同行して頂きました。
本当は旧センターを見せたかったのですが。



沢山の子達が眠る良い空気が
流れている慰霊碑を見てもらい
センター到着です。

この慰霊碑に来るたびに
この良い空気、空間に
無念で死んで行ったはずの犬達が
人を恨むこと無く空に登って行った
と思う事に対して
人として心が痛み
恥ずかしく思い悲しくなり
申し訳無く思います。

みんなきたよ。
またね。
前向きな犬達に少し小さく
聞こえない様にごめんねと。

いつ来ても慰霊碑はそんな
場所です。

久しぶりな職員の皆様にご挨拶し
犬達へ案内して頂き

厚木多頭飼育崩壊2件のうち
1件の収容第一号の目当ての子と
対面し引き出し完了。



家庭内多頭飼育崩壊で
あまり触られた事が無い子ですので
触られる事に抵抗があり
勿論リードを付けてのお散歩もまだ。

ですが嫌な事も可愛がられる事も
された事無い子ですし
ピュアなのですぐに普通に生活出来る事でしょう。

血が濃いのかとても小さく
10キロ弱。
まだおそらく一歳未満の女の子。
子犬達と同じ位かもしれません。

気が弱そうに見えますが
多頭にて様々な事を経験して
見て来ているこの子は
心は強く動じないタイプの
犬で良い犬と言う印象です。





多頭にて犬慣れしているこの子は
みんなに何一つ
負のエネルギーを与えずに
みんなもまるで元々いた子の様に
すんなり受け入れていました。





名前は
こはる。

ロックありがとう!

職員さんありがとうございました。

@tuki_hoshi.akitainuさんありがとうございました。

応援した下さっています皆様ありがとうございます!