何回目の茨城捕獲になるでしょうか。
目撃やカメラ、情報よりその現地の状況は
警戒区域を思い出してしまいます。



今回も捕獲まで至らなかった個体。
ある住宅敷地に住み着いていてこの住宅の皆様のアイドル的な存在らしく
この個体に触れる方は数名いるらしいのですが
お会いする方から口を揃えて聞く言葉は

捕まえ無いで欲しい。
かわいいからこのままが良い。
でも飼ってあげたくは無い。
飼えない。
保健所に捕まって殺処分されるなら
それはそれでしょうがない。

これが野犬が多い地域の一部の方達の現状。




トラップの場所に着き準備をしていると
インスタからご連絡を頂きました地域住民の方
から今何処どこに犬がいますと
連絡を頂き、おやつで焦らして繋ぎ止めてくださいとお願いした所
頑張って繋ぎ止めて下さり
手動のバケツにて捕獲。
白黒、黒虎白はトラップ場所や
他の近い地域に数頭いる事がわかっています。
その内の一頭です。
繋ぎ止めて下さりありがとうございました。







この子は厚木の猟犬多頭飼育崩壊現場から来ている犬達にとても似ています。
元々は捨てられた紀州系の猟犬からの野犬かも
しれません。気性も他の先に来た個体とは違う感じです。
紀州は胡麻毛や白が一般的ですが
虎もいるらしく知らなかった時は虎は甲斐や
プロット混じりかと思っていました。




トラップのある地域に私が初めて行った時からいた通称ちび黒かと思い喜んでいましたが
どうやら違う個体でした。



その後数時間トラップ付近にて張り込みましたが
この日は何故か誰も来なく
切り上げました。


今回も地元トラップ協力者様に沢山のお気持ち
お手伝い頂きまして
誠にありがとうございました。
立派な素晴らしい方とのご縁に心より感謝する
気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。






トラップ付近の群れがほぼ居なくなって
少し離れた場所から犬達が流れて来て
また新たな問題も生まれてきました。

このオスはご飯を待ち
ご飯を置いてもらうと授乳中のメスを呼びに行き
連れて来ると自分は食べずにメスに食べさせているらしい。
計画なしにオスもメスも獲れ無いと言う事。
決断にとても悩みます。

今回の捕獲にてこの地域からのセンター収容を
無くす為の蛇口対策としての捕獲頭数は9頭になりました。

殺処分を止める、もしくは抑えるならば
センターの収容頭数を減らす事、蛇口を閉めるしか解決策はありません。

皆様今後ともKDPの応援をよろしくお願い致します。





茨城某地域の野犬達のお散歩練習。
みんな良い顔になってきました。