妊娠している山口周南野犬

周南健康福祉センター収容期限

一週間の間に関東より里親希望者様が決定

現地個人ボラ様が引き出し次の日に関東へ空輸され里親様宅到着後20日目に子犬4頭出産。

出産後しばらくして里親様宅から逃走

その後逃走期間3年間の中で三回の出産をし

里親様宅着後四回の出産、合計22頭の子犬を産む。

その内の何頭かは逃走時その管轄のセンターへ子犬が収容されていた。



と言う事が今回この子を捕獲した
ルナ捕獲を行ってくださった岩元様、
井戸掘り専門店モッチ様より事実判明いたしました。

始めに、今回の記事は文句ではありません。
ではどうしたらセンターから救われた後に
不幸になる優しい里親様と犬達を少なくするかを
皆様と共に考える為の記事になります。

私が最初この話を聞いた時
言葉が出ませんでした。

前にも書きましたが、こんな事この活動で
本来あり得ない事なのです。

まず私は健康チェック、ワクチン、狂犬病、
避妊去勢、マイクロチップ等を全く行なっていなく一般の方に譲渡されている事から

周南健康福祉センターへの疑問から
今回の事を全て話し周南健康福祉センターへ
神奈川県で活動を行って来た立場、常識の視点から質問をしてみました。

そこでわかった事は
よく皆様がSNSで拝見する命の期限はいついつまで。
と言う期限は周南健康福祉センターから
山口市にある山口県動物愛護センターへ輸送されてしまう期限だと言う事。

元々、周南健康福祉センターにて個人ボラや
団体、一般譲渡が始まったのはSNSが普及し沢山の命を救う事ができ始めた5年前から
どうにかして救ってあげたいと考えていた職員さん達の改革により始まった事で

元々周南健康福祉センターには予算も
医療設備も無い場所にて譲渡を始めたので

私が問いかけた、ワクチン、狂犬病、避妊去勢
医療チェックパルボ検査、バベシア検査等を
行える環境が無い中での譲渡ですので

パルボやその他の疑いがある個体は周南健康福祉センターから譲渡せずに
山口県動物愛護センターへ輸送しているとの事でした。

なるほど。

元々犬を生かす為、下準備が整っていない環境で
職員さん達の熱い思いから始まった譲渡ですので
これに対して今すぐどうこうはキツイなと、

したがって、常識はその次の段階の
個人ボラや団体に任せられている事がわかりました。

勿論今回の個体を引き出した個人ボラ様の名前も
聞かれましたが、その方をどうこうと言う問題では無いのでそれを説明し名前は伏せました。

そして職員さん達は脱走への注意書きのチラシを作り渡したり

言葉にてダブルリードやその他の注意点を伝えているとおっしゃっていました。

そこで私が説明させて頂いた事は
例えば以下の精神状態の犬が




捕獲後センター収容され
その後、怯えた精神状態のままバリケンに詰められ、車、飛行機により輸送、

野にいたままの捕まり極度に怯えた精神状態のまま
新しいただ優しいだけの小型犬しか
もしくは犬を飼った事の無い里親様の元で
バリケンを開けられ

その口頭にて、もしくはチラシが役にたちますか?と言う事でした。

鼻紙かメモ用紙なら役に立つでしょう。

この状態の犬を人様に譲渡できるまでにするには
最低でも三ヶ月から半年、一年かかる個体を
譲渡している事になるのです。

職員さんは、親身になるほど、そうですよね。
県庁に相談しますとおっしゃっていました。
ため息と共に。

最初に私が文句では無いと書いた理由は

こうでもしないと殺処分が多く意識の低い県では
救えないことから、勿論、理解していて

だからこそ、私たち関東のボラが何か役に立つならと言う事から捕獲や捕獲後に周南野犬を預かる事をしています。
文句は一番簡単で安易で解決になりませんから。

文句言う暇があったら何か手伝うのが筋だからです。

例えば、ここまでは犬の為、里親様の為目線で書きましたが

この業界、沢山の様々な考えを持っている方たちがいますので、

時に犬の為、里親様目線で書くと
陰で薄ら笑いをされる事があります。

それは実際に引き出した犬をお金に見ていて
活動している方もいると言う事です。

要するに真面目に考え話すとその方たちから見ればアホに見える訳です。

例えば中には10頭救えるならその内の二、三頭は
リスクはしょうがないと思っている方もいる事でしょう。

リスクとは譲渡後の脱走や事故、里親様を苦しめる事のリスクはしょうがないと言う事。

これも本来愛護としては駄目なんですが
気持ちはわかります。
犬を沢山扱えばリスクは増えていきますから。

まだこう考えている保護主は良い方でしょう。

ですがいかに引き出した犬を触らずに
手元に置く時間を減らし
お金をかけずに手元から出し
一頭譲渡したらいくらと考えている方には
通じない事でしょう。
譲渡後なんて関係無いのですから。

勿論、こんな方は少ない、もしくはいない事が一番なのですが、
これがまたいるのがこの業界の怖いところ。

皆様はこの問題についてどう考えますか?

私は関東にて出来る事はお手伝いし
救われたは良いが
不幸になる里親様、犬達を少なくする為に

常識を持って人様に譲渡する活動をみなそれぞれする必要があると心から思います。

ま、簡単に言うならせめて堕胎、避妊去勢手術を
し、せめて首輪は掛けてから空輸して欲しいと

あくまでも簡単に何か言えと言われるならば
それを言うかな?と思います。

今回子犬9頭と共に捕獲された周南犬は
幼い子供様がいるシングルマザーの里親様宅にいます。
家庭が崩壊しない事がとても心配です。

そして、里親様、この犬を不幸にした保護主さんはどう考えますか?

せめて心痛め
ではこの先からどうして行こうかと考えて下さいますとありがたく思い

ちゃんと、いえ、基本的な当たり前の事を済まし
万全とまで勿論行かないですが
犬達、里親様のことを思って譲渡している他の
周南健康福祉センター登録ボラさんの足を引っ張ってしまう事が無い様に願います。

何か助けが必要ならばご指示ください。
KDP菊池英隆
09030618682