(茨城県某地域にてKDP野犬の捕獲を開始)

ストーリーその一。

皆様おはようございますKDP菊池です。
今月もお世話になりました。
誠にありがとうございました。

今まではKDPから出た子の里親様宅からの逃走での捕獲。

KDPから私の不注意にて逃してしまった子の捕獲。

数ある頼まれた捕獲。

今回自分の意思で始める捕獲は
震災福島以来となります。

ある地域の野犬達を捕獲する理由は
二つ。

一つ目は茨城県センターからKDPに来たある一頭の犬に対しての私と彼との間の思い。

二つ目は茨城県センターへの収容が
この地域からの野犬収容がとても多く

この地域の成犬、母体を獲る事で

私が月に一回弱センターへ出向き
引き出しに行く事よりも
まだ見ぬ将来茨城県センターへ収容される頭数が格段に減り

茨城県の犬達、センター、ボランティア様の力となれる事。

この二点が私には大義名分があり動く、捕獲を開始するには充分過ぎる大きな理由となります。

一先ず、現地の下調べ、犬達の数や詳細の把握と犬達に関わっている人々への顔見せ、ご挨拶にて
片道186キロの距離を
二日連続で現地へと足を運びました。

到着してしばらくするとすでに
3頭の野犬を目視し
警戒区域での事を思い出し景色が
だぶる様な状況に少し戸惑いました。




二日目
本命ターゲットの母犬を確認。





人に恵まれ
他所者で突然押しかけた怪しい私に
心良くお話を聞いてくれ

敷地にトラップ設置と給餌のご協力までを許可して下さる方に
出会う事ができとても感動し
ありがたく思い

同時にこの地域が私にとって捕獲が終わったとしても
また帰りたくなる様な第二の故郷
場所になる様に
失礼無く頂いた出会いを大切に
お邪魔したいと心に思った次第です。

私が見てすぐに感じた事は
この地域の野犬達は地域犬化しており

それぞれが人様の庭先や草むらを寝床とし行動範囲も少なく
定期的に車で来てくれる餌やりさん達を待ち
時間になるとそれぞれが給餌の定位置を遠くから眺め、隠れ待ち

餌やりさんが現れると揃って出て行き食べ
またそれぞれの場所に消えて行くと言う生活を繰り返しています。

運良く餌やりさんとも会話する事が出来、

定期的に産まれる手捕りできる時期の子犬を捕まえては里親様に送り

その他の手捕り出来ない犬達を捕まえる事は行っていないと言う事がわかり

また時々出て来るその言葉からも不安な要素が含まれていて

まだ全部はわかりませんが
茨城県センターへのこの地域からの収容が多い事が理解でき

私が母犬、成犬を捕獲しても
いたちごっこになる事が予想でき

一番大変であろうこの部分への理解と協力を得られるのかが
これからの茨城県センターへの
収容を抑えるキーワードになって行く事だと思った次第です。

民間の私だけでは難しい問題は
地元市役所と茨城県センターに
ご協力を頂き共にこの地域を
良くして行きたいと思っています。

ですがそこは犬を捕まえる事より難しい事となるのを予想しています。

二日目、一通りお話させて頂き
それでは現地を一回りし
帰宅しようとしていると

ある一角の路地に
餌やりさんを待ち
たむろする4、5頭の群れを見つけ

すぐに車を止め
遠目からの目視と情報を元に母犬を
ターゲットにしバケツを設置。






運良く母犬を一頭捕まえる事が出来
すぐに車に入れその場を離脱。

数頭にはバケツを見られてしまいましたが

メインはトラップですので
バケツは
今回の様にタイムリーに今だと
使うものなので
またきっと使え捕獲できる時はある事でしょう。

推定年齢3〜4才
メスで数回の出産経験あり










地元の方に写真を見せ聞くとやはり
数年前から見かけていた母犬らしく

数ヶ月前に産んでいたらしく
また数ヶ月後には産む事になっていましたので
母犬を獲れた事は大きいと思っています。





地元市役所
茨城県動物指導センター
地元警察署に届け済み








血縁の再会











地元市役所、センター指導の元、
定期的な報告、情報の共有を行いながらこの捕獲をやって行きたいと思っています。

餌やりさんから出た言葉の一つに

(母犬は捕まえ無いで、昔から餌をあげて可愛がっているから、捕まえたら可愛そう)

と言う言葉がありました。

私は文句を言うつもりも無く
喧嘩するつもりも無く

ただただゆっくりと関係を築けていけたらと思い願っております。

問いかけ。
かわいそうと言う言葉感情の根本とは?

もし
結果、不幸な命を増やし
茨城県センターにて無駄に殺処分されている犬達を増やす結果になってしまっていたら?

もし
餌やりをして手捕りできる
産まれた子犬だけを譲渡する活動だったら?


もしそして
子犬が大きくなってしまい手捕り出来なくなった、もしくは捕まえ損なった犬が轢かれて死んだりセンターに収容され
殺処分されてしまっている現実があったら?

さて、この問いかけはいかがでしょうか?

そして
ご飯をあげるならちゃんと捕まえてあげ
最後までその個体の命を守ってあげるのと

捕獲しなかった子達の運命が最悪の結果になってしまう事になってしまったら
その子達の運命
結果は
はたしてどちらがかわいそうでしょうか?

かわいそうと言う言葉は
使い方が難しい言葉なのです。


根本から解決して行く事が
不幸な犬達を減らす事と言う事を

ゆっくりと良い関係の中で築いて
行けたら幸せですね。

何か私にお手伝い出来ることがありましたら
ありがたく思っています。
指示を頂きたいと思っています。




そして数ヶ月後、数年後にこの地域が良くなり
全国の皆様に茨城県は素晴らしい県だと
思ってもらえるようになる事を強く望み活動したいと思ってます。

まだ始めたばかりですので
場所や細かい事

思い等はまだまだ伏せていますが

もしも私の記事を読んで下さり
この地域かな?と分かり

餌やりさんや地域の犬達の
情報をお持ちの方は情報を頂けるとありがたく思います。よろしくお願い致します。

皆様今月もありがとうございました。

また
この地域のKDPの捕獲に皆様の応援をよろしくお願い致します!


ありがとうございました。
KDP菊池英隆
09030618682
そのニに続く。