(捕獲器の選び方、他の動物の対策)





猫さんが捕獲器内部に入らない様に
猫さん対策初試み。
猫だけが入れる入り口箱の奥に猫餌を入れました。

骨っこはそれでも入ってしまう場合の
第二弾目の猫さん対策です。

前に失敗してしまったバケツ捕獲の時に保護主さんとその子が教えてくれた
唯一猫さんが口にしなかったジャーキーが骨っこでした。

犬はこの大きさは捕獲器外へと咥えて持ち出しますので

初めからタコ紐で仕掛けと骨っこを結いておき
咥えて引っ張った時に仕掛けが落ちるようにします。

本番まで奥でご飯を食べれば
ご褒美に骨っこが食べれると認識させてから慎重に本番日、時間を決めていきます。

この様に捕獲器での捕獲でも
失敗は許されないのでとても慎重になります。

捕獲器で失敗をしてしまいますと
次は何かと手のかかるサークルトラップしか無くなって行きますから
慎重にやる必要があり基本、捕獲器もサークルトラップも失敗してしまうかもと思って使って良い捕獲アイテムではありません。

捕獲器ではもう駄目になってからの捕獲相談が多いですが

失敗例で一番多いのは他の動物やターゲットの分析をしないでのいきなりの設置にて他の動物が捕獲器にかかってしまい
危険を学習させてしまう事と

ターゲットの体の大きさに捕獲器寸法が合っていなく
しかも使う捕獲器は踏み板式が多いので
一番奥まで
ターゲットが進む前手前で踏み板が作動してしまい後ろ足、お尻、背中が
落とし扉にヒットして逃げられてしまう
事が一番の失敗原因です。
下の動画がまさにそれです。
この大きさの個体なら踏み板式では失敗します。







しかも警戒している犬は後ろ足を入り口外になるべく出して顔を餌に伸ばして食べるので余計に速く踏み板式が作動してしまいますので
私は踏み板式は今は使う気がしません。
そしてお勧めはできません。

行政が使っている踏み板式タイプでは
踏み板式バネの調節を強くし
猫、タヌキの体重では落ちない様にして
柴犬位の犬の胴体の長さが限界です。

大きめの中型犬体重15〜20位の胴体の長さが細長い犬には
私は大きくて長いタイプの踏み板式では無い捕獲器を使います。

捕獲を頑張っている方の参考になれば嬉しく思います。

さて、猫さん対策はどうなるか?
心配(笑)