保護をはじめる前
私には8頭の家族達がいました。




07年の写真のすぐ後から保護を始めたのでもしかしたらもう13年が経ってしまったかもしれません。






私の過ちは保護場所を当時の自宅から
現在の場所で自分も住み行ってしまった事。
別宅を構えなかった事。

今まで争いも無く幸せに暮らしていた
私の犬達に

私は不特定多数の犬達を家に迎え

我慢させ

怯えさせ

ごめんね、みんなの友達が死んじゃうから我慢してね。

と自分、私の犬達に言い聞かせ

その後、壮絶な日々で
ほぼ自分の犬達との記憶、
思い出は無く

センターから来た他人の犬達との記憶、思い出ばかりで

気がついたら我慢だけさせ
当時の私の犬達はもういません。

本当に申し訳なくかわいそうな事を
しました。

年末に里親さま宅から
逃走したコイソは二度目の逃走を
4月24日にしました。

20日目にてまたガリガリの状態で
猪の箱罠に入ったところ通報があり

2回目の命が助かりました。

朝晩の捜索は他のこと全てが
おろそかになり

毎日夢を見てKDPでの時が止まります。

やっと他のことが出来る様に、
考えられる様になり

ふと、はっとりくんの腫瘍が急に大きくなっていてマズい事に目が行きました。








急いで葉山から麻布に。




普通に歩き、走り、

でも昨日今日位から固形はもう食べられなくなっていて

肺の転移も確認され先生の説明では

余命1ヶ月。

最後は食べられなくなり

鼻、口、目、尿、便から出血しだし

弱って、メラノーマが鼻腔の骨を溶かし
脳に入り込み発作を起こし

きっと苦しい最後となる様です。

はっとりはKDPに移って来てしばらくして訳あって自分の犬にした子です。

やはり途中の壮絶な日々の中、
はっとりくんの記憶がありません。

ただ我慢させ、空気の様に私の横や
側にいてくれたにもかかわらず

11年間私は昔の自分の犬達の様な
幸せな事はしてあげられなかった。

私が別宅を持たない限り
私が自分の犬を作ってしまうと言う事は
犠牲にすると言う事です。

そんな事はとっくにわかっていました。

ナッツ
ラニ
タロ
クッキー
プナ
コナ
キャロ
ブブ

ごめんね。

今現在私の犬達ごめんね。
はっとりくん、ごめんね。

あと少ししかないけど
沢山はっとりと一緒にいたいよ。
沢山触りたいよ。
本当に大好きだよ。