コイソの命を救ってもらい数日が過ぎました。

車や人が前から来ると歩道の端から端まですっ飛んで
ビックリしていたコイソは

前よりビックリしなくなり車や人を見つめ
少し考えてから座る等、
三週間の旅によって成長しました。

ただその目には
諦めがあり目に力が無く
間違いなく死を覚悟したコイソがいる事が
想像できます。

死を覚悟して助けられ成長したコイソ。

彼のこれからの犬生が素晴らしい物語になる事。

コイソを迎え入れてくださった里親様ご家族の皆さまが
迎え入れた事によって今以上に素晴らしく幸せになる事。

幸せな物語の始まりと終着点はまだ先ですが
思いと導きにより強くその時を思います。

コイソは厚木の猟犬多頭飼育崩壊出の子でした。
生まれてから数年は外に出ない狭い犬舎暮らしでした。

コイソの兄弟犬達もまだこちらにいます。
コイソ含め兄弟犬どの子達も無垢で素直で犬として
本当にかわいい犬たちです。

何の縁も無く会った事も無い死んだ一人の猟師。

罪は無い
そこにいて
今ここにいる無垢な犬たち。

厚木のその親父は今上からそれを見て
何を感じている事でしょう。

そんな事を厚木の犬たちとの信頼関係が
深くなればなるほど
ぼんやりと思います。