私の同級生の父は貧しい環境で育ち

大変な時代、景気の良い時代を突っ走って生き

一代で大企業を築き上げ 立派に家族を養い

苦しい事も豪快な事も体に持った数少ない

私が感じる男として魅力ある人でした。

そんな方に 犬を飼うならお前からと言って頂けた事が

私がやっている事を認めてもらった事として

心から嬉しかった事を良く覚えています。

同級生の父、息子の友人としてでは無く一人の男として
付き合ってくれた事、認めてくれた事が私には宝で光栄な事でした。

私とお父さんとの男同士の契約。

そんな言葉が頭の中に浮かびます。

無念な事に他界。

残された家族。

故人の意思。

今お父さんは私に何を上から求めているか?

私が一番大事にした点はその点でした。

以上を悩み考え

お父さまが可愛がっていた茨城のご親戚の家に
ブーは行きました。

そして今日

家族に見守られながらお父さんが眠る場所の
一角にあるペット専用のお墓へ。

そこにはお父さん、ご家族が大切に飼育していた

先住犬も眠っています。

何事も最善のことを考え行動にするが

これで本当によかったのかと悩む時があります。

私は納骨にご一緒させて頂き

これでよかった。

と心から思いました。

男としてお父さんに筋が通せたと思っています。

お父さん、ご家族皆様、ありがとうございました。

保護犬。

家、飼い主がいない子たち。

何百、何千、

前にその犬たちと関わった人たちは

その犬たちと縁が切れたことで

物語は終わったことでしょう。

ですが

世にあふれる保護犬の何百、何千のドラマが

そこからスタートしているのです。

犬であるけど犬では無いのが保護犬。

お父さん、お付き合いをありがとうございました。

またお会いできたらブー共に遊んでください。

また。