過食の真っ最中、いきなり10kg増えた時パン屋さんで働いていた
制服(白いコックさんみたいなの)が入らなくなった
仕事をしてる間中「お前はデブッったんだよ」と言われてるようで心もウエストも苦しかった
当時の主治医にそのことを言ったら
「あなたが制服に合わせるんじゃないよ、制服があなたに合わせるべきだね」
と言われた
サイズを変えればいいだけのこと
その時に気がついた
私は「太るのがイヤなんじゃなくて、太るのがイヤ(悪い)という既成概念に捕らわれてる
自分が嫌なんだ
世の中の作り上げたものに自分を合わせようとしているように感じたことに嫌悪感を抱いた
「ワタシってそんなもんだったのか」みたいな、自分のアイデンティティが失われていく
ショックみたいなものかなぁ
「太るのが嫌」って気持ちはここまで自分を苦しめるに果たして値するほどのものか
確実に思うのは「太る(痩せる)」ことと「幸せ」はまったく違う次元のものだということ
もし、そうじゃなかったら私はもうとっくに今より幸せになっていたハズ