もうずっと、まともな食事ができずにポテマヨ生活が続いていた
いざ他のものが食べたいと思っても、もう怖くて無理になってた
その辺はやはり病的なところだ
いつもと違うことをするって事に不安を感じてしまうのだ
軽い強迫神経症だと思う
どこかで、もとの食生活に戻したいと思いつつ今日まできてしまった
「こういう事は無理に変えようとしないで、ゆっくりと何かのきっかけがあるまで仕方ないさ」
と主人にも言われてる
ここへきて、何日か前から「カップ焼きそば」が無性に食べたくなっていた
でも、どうして食べたらよいかずっと悩んでいた、アホのような話だ
お箸を使って食べるということを久しくしていないことに気づいて、余計に怖くなってきた
「これは何なんだ?いったいどうしてこんなことになってしまったんだろう」
と嘆いてもしかたない
少しずつでも、進んでみるか
考えあぐねた結果、あの時 のことを思い出した
主人の手術の為にやむなく病院の売店でおにぎりを買ってたべたこと
いつもと違う状況を敢えて作ってみようと思い立ち
息子に事情を話して(いつもの犠牲者)バイトの休みの日に決行することにした
もうこの時点で私にとって大イベントだ
それもこれもカップ焼きそばを食べるためとは聞いて呆れる
いや、涙なくして語れない
ちょっと離れた大きな公園まで行き、おっと
途中、一番近いコンビニでちゃっかりお湯も入れた。抜かりは無い
(食べたさのあまり、買うだけ買って大事に保管していたものを持参したので)
お陽さまの下で食べたカップ焼きそばの味は一生忘れないだろう
カップ焼きそばを食べてこんだけ感動できるのもこの病のおかげだす
感動をありがとう