好きな雑誌のホームページで、
作家である燃え殻さんが自身の本を朗読しながら
お届けするという記事があった。
この方の本は読んだことないけど
ネットフリックスで配信されている
「ボクたちはみんな大人になれなかった」
という映画を観たことがある。
それも、ハマってしまって何度も。
その曲の主題歌、
馬の骨「燃え殻」
その曲を思い出して、久しぶりに聴きたくなったので、聴いています。
このブログで今から5年前の記事に出てくる恋人は、
わたしの夫ではない。
結局わたしに恋愛感情がなくなってしまい(最低)別れてしまいました。
そのあとに今の夫と出会い、付き合うことになるんだけど
夫のことは好きだと思って付き合ったけど、
元恋人と別れてからまだ間もなかったのと
4年ぐらい付き合ったひとだったから
なんか、傷つけてしまった罪悪感と、別れを告げてしまった後悔に
数か月、苛まれてしまう。
ほんと自分勝手なんだけど。
ある日、当時はまだ彼氏(今の夫ね~)のアパートに夜
お邪魔してて二人でお酒を飲みながらテレビを観ていたんです。
酔っ払ったわたしは耳にイヤホンをつっこみ、黙って部屋から出て
アパートの屋上に向かったのね。フラフラの状態で。
屋上からは東京タワーがみえた。
冷たい雨が降ってて、傘もささずにただずっと突っ立って
赤く光る東京タワーを見つめていました。
そのときにイヤホンから流れていたのが、燃え殻、でした。
愛の燃え殻というフレーズが
終わってしまった(終わらせてしまった)恋に
ほんとうによく似合った。
4年。お互いにぼろぼろな状態でも一緒にいることを
選び続けた4年間。
駅の改札でいつものように見送ってくれた最後の日。
きっと彼は待っていた。
やっぱり別れたくない、とわたしが戻ってくるのを待っていた。
そんな日もあったからだ。
わたしは雨に濡れながら、大声をあげて泣いていた。
酔っ払ってたので、感情的になってしまっていた・・・・・
あれから2年経つけどさすがにもう泣くほど気持ちは
揺さぶられません。
でも、うん
大好きだったなあ やっぱり。
この人以外考えられないって思ってたなあ、ほんとに。