心の調子がよくない。
かなり年数があいてしまったので、前回からどういう経緯で
結婚し子を産むことになったのか記事に残したいのだが、
頭の中をうまく整理できそうにない。
なのになんでここに文字を打っているのか
それは、先に整理をしておきたいことがあるから。
感情の変化に目を向けて
正直に思ったことを綴っていきたい。
最近、知り合ったばかりの女性
音楽のイベントで初めて会って
それ以来たまにSNSでメッセージのやりとりをするぐらいの仲だが
とても気さくな方だ。
そのひとの大事な人が
最近、亡くなったという知らせをSNSで読んだ。
長い年月ずっと入院されていたことは聞いていた。
その知らせを読んでから
どうも心の調子があがらない。
お会いしたこともない、他人の死。
その女性には、特になにも連絡をいれていない。
もちろん、SNSの投稿にコメントもしていない。
どんな言葉をかけても、軽率で無意味だと思ったからだ。
私はずっとこの理由もわからず湧いてくる悲しい感情を
心にぶらさげ日々を過ごしている。
彼女が今頃どうしているのか、泣いているのか
無表情でひたすら耐え忍んでいるのか
一度会っただけの関係でしかない私に
出来る事はなにもなく、ただこうやって彼女のことをいつも考えている。
いつもそうだ
誰かの死はいつもわたしの心を
不穏にさせる。
こんなに何も変わり映えしない毎日を生きていて
でも彼女は、想像もできない悲しみや辛さの中にいて
時間という概念の中
みんな同じ空間にいるのに
こうも違うのだ。
みんな全く違う人生を、生活を送っている。
誰も知らない傷を隠して
笑顔をつくって
わたしは、どうしたらいいかわからず
立ち尽くす。
けど、時計の針はずっと 進んでいる。
