どうも、ゆう☆たろうです




統計的な推測という数学Bの単元なんですが

2025年度入試の共通テストからは

数学IIBが数学IIBCという名前に変わりまして

試験時間も60分から70分に変更となります。





文系の方で図形が苦手、複素数はちょっとという方は統計的な推測を選択する形になるかと思います。


実際、国公立大学の2次試験でも

東京大学は2025年度からは

統計的な推測を試験範囲に含めると言っておりますし、

慶應義塾大学の医学部とか

慶應SFCとか

あとは国公立大学でも

一部の教育系だったり

情報系の学部なんかは

統計的な推測を試験範囲に含める

と公言している大学もあります。


今ではまだ全体の30%程度です。

2025年度入試に関して言うと

浪人生の経過措置っていうのもありますので

統計的な推測を含めてしまうと

浪人生にとってかわいそうじゃないかということで

あまり出さないところも多いんじゃないかなと思います


試験範囲に含まれるからといって

絶対に出るというわけでは

ありませんので、そこはご注意を。


ただですね、2026年度入試から

そのような経過措置は取らずに

「統計的な推測も含めます」と

公言している国公立大学もいくつかあったりするので

徐々にその動きっていうのは全体に広がってくるんじゃないか

と私は個人的に読んでおります。


じゃあ統計的な推測って

どんな単元なの?っていうと

実はコスパがいいんじゃないか

って私は考えてるんですね。


というのも、ざっくりイメージをお伝えすると

統計的な推測っていうのは

・数学Iのデータの分析

・数学Aの場合の数と確率

・数学IIの積分法


これらの単元を組み合わせたような単元なんですね

え!?そんなにてんこ盛りなの?

って思ってしまうかもしれないですけれども、

そんなことはありません。


統計的な推測の中で扱う

データの分析の内容っていうのは

それこそ平均だったりとか分散だったりとか、基本的な部分だけですし

確率の計算も数学Aでやってたような

難しい確率の計算とかはほとんどありません。

積分計算に関してもそうです。


っていうことで、広く浅く引っ張ってきたような単元とも言えるんですよね、

また、「数学なんて結局社会に出てから役に立たないじゃないか」

という意見はよくあると思うんですけれども

実際の生活に一番近い単元っていうのはこの単元といっても過言ではありません。


今回この理数個別チャンネルでは

この統計的な推測という単元を

2週間でマスターできるように

2週間の中で全部で8本の動画を

アップしていこうと思っております。


それを1日おきにやっていきます。

1日空けているのは

その中で演習とかも取り組んで

アウトプットをしてほしいなっていうところもありますので、

一緒に頑張っていければなと思っております。


また、これ指導者の方でも実際現役の時には

教育課程上習ってなかったという方が実はほとんどだと思うんですよね。

実際これを教える立場になって、

教えようと思った時に

結構公式丸暗記でポンッと

放り投げて教えちゃったりする方もいるかと思います。

数学が好きな人にとっては

面白みがないと感じてしまう単元でもあったりすると思うので

なかなか熱が入らず教えづらい

単元だったりもすると思うんです。


私も実際個別指導で一対一で

この単元を指導したりもしているのでので

なるべく苦手な方にとっても

興味を持って取り組んでもらえるような教え方っていうところを意識しながら

授業動画をアップしていければなと思いますので

是非参考になれば嬉しいです。