告知されたら | 頑張る介護のその後は?

頑張る介護のその後は?

20年近い介護生活が終わりました。

子育ても平行し、また、途中で配偶者が亡くなる、、


結構ハードな介護人生だった。

介護終わって思うことがたくさんある。これから介護する人、されるかもしれない人に、知っていただきたいことを色々書いていきたい

今日は曇り空。

雨は降るのかな?


ちょうど十年前の今頃に、夫の癌が発覚した。


残念ながら初期ではありません、、、

そう言われたけど、初期ではなくても、生還している芸能人の方もいらっしゃいますよね。諦めなくても大丈夫!闘おう!



そんな感じで、告知されたあと、本屋さんにより、名医はいないの?と色々な本を見る。


で、市内の病院に胃癌の名医らしきかたがいらっしゃるようで、たまたまご縁のあった先生と同じ大学、、、


連絡を取り、すぐに紹介状を書いて頂いた。

治るし、治すんだと、、、思っていて、他の気持ちはなかった。



でも、甘くは無くて、、、


既に、スキルス胃癌だけでなく、肝臓にも多数、小さなツブツブが見えて、全体的に癌細胞が散らばった感じになっていた。


しかも、腹水がたまり、、、お腹がパンパン、、



よくドラマで、お腹を開けて癌を取り除く手術しようとして、開けてみて、

こ、これは、、、


閉じましょう、、、



みたいなシーン、、、


腹膜に転移すると、腹水がたまり、それは少しだと検査ではわからないので、開いて始めてわかるらしい。


腹水があると、手術できず、いわゆる末期、、、なのだそうだ。


夫の場合は、末期もかなり末期?腹水が苦しくて、もう検査のためにあちこち歩くのも、車いすが必要。


レントゲンのために、着替えることさえ難しくて、正直、え??着替えが難しいの?なんで?と、、、意味が分からなかった。


告知とか、癌とか、、、ドラマの世界だったはずなのに、自分も、家族として告知を聞く、、、


そのあと、何回も、シビアな現実を突きつけられて、よくある、、


会わせたい人が居たら、会わせてあげてください、、、


なんてことも言われた。



そんなことも乗り越えて、今があるんだよね、、、


越えられない壁なんかない!みたいに考えていたけど、あるんだよ、越えられない壁って、、


と、厳しい現実を見た。



幸せってなんだろうと思う。


やっぱり元気で生きていられるだけで幸せなんじゃないかな。

おいしいものを食べて、おいしいって思えたり、綺麗な満月を眺めて、美しい花を見て、綺麗って思えたり、ほっとしたり、、



そんな小さな事が、実は一番幸せなんだと思う。


大きな幸せを求めなくても、小さな幸せがたくさんなら、それはそれで幸せなこと。


10年、、、今、何とか幸せに生きている!と思う。



生きたくても生きられない、、

それって、どんなに無念かと思う。


とりあえず元気でいたら、明日がやってくる、


来て欲しくない明日も、、時にはある。だけど、今日の積み重ねでやってくる明日は、自分で作っている明日。


産まれてくる命もあれば、消えていく命もある。


命の重さは、やっぱり何度か看取りをすると実感する。