前回は主として、めまいや耳鳴りなどメニエールの症状について記した。今回はそれら症状が引き起こす心理的影響、社会的影響に関して同書から見ていく。

 

 メニエールや聴覚障害の人の心理的・社会的問題として起こりがちなのは次のような事。

 

 意思疎通には言葉を使うことが多いので、聴覚障害や耳鳴、めまいによって意思疎通に困難が生じる事がある。これら阻害要因は、相手に分からない事が多いので、的確な返答ができないと相手と気まずい状況になる可能性がある。

 円滑なコミュニケーションが出来にくくなると、コミュニケーションをとること自体がストレスとなり、他者との交流を控え勝ちとなる。そのため。集団活動への参加を断念したり、参加しても中断することも起こりがちとなる。

 

 僕の場合だと、通常はコミュニケーションをとる事に問題はないが、症状が出てると反応が鈍くなる(耐えるので)し、コミュニケーション自体をとるのが難しくなることがある。これはもうしょうがない。

 社会参加に関しては、いつおかしくなるか分からないから、日時を決めての約束が出来にくい。というかもう最近駄目。怖くて約束できない。ドタキャンできるものにだけ参加してる。

 これは行けない場合相手に申し訳ないと思ってしまい、どうしても行事などの参加が引き気味になる。出不精の元だ。

 

 他者との交流に関しては、病気の事を説明するのが面倒だ、というのもあるだろう。また、そんなに親しくない人に病気があるのを知らせる必要もない、知らせたくないと思って参加を見合わせたりもしそうだ。

 活動範囲が狭まるのが普通、といえそうだ。

 

 このほかに、

 

 頻繁なめまいや絶え間ない耳鳴があると、ストレスやイライラ感が募り、家族の言動に過度に反応して怒りをぶつけたりする事もある。そのため家族との間も気まずくなる恐れもある。

 家族にも精神的動揺が起こり、コミュニケーションがしづらい場合など、家族間の感情の行き違いなど起こりやすくなる。

 

 ああ、これもあるな。病気になってから短気になったというか怒りっぽくなった気がする。

 具合悪いときにあーだこーだ言われると気に障るんだよね。母にも、午後6時に薬飲むから早く夕飯用意しろと結構文句言われた。薬は夕食後だから6時じゃなくてもいいんだけど、6時が気になって仕方ないらしい。

 

 どういう症状の病気なのか、どういう経過をたどるのかなどを家族も知っておくのが良いと思う。

 家族とは一番長く時間をともにするから、上手いことやっていきたい。