5月5日、九条の会第11回憲法講座に参加しました。
「安保関連法制と立憲主義」のテーマで、憲法学者の高見勝利先生(立憲デモクラシーの会よびかけ人)が講演。
「市民連合・奈良」の代表の方々との鼎談もされました。
高見先生のお話は、憲法の立憲主義を掘り下げて解明され、とても興味深いものでした。
ある特定の人が多くの人を支配・強制する統治のあり方は、時代とともに変化・発展すること。
人間が人間を統治する際の「権力」は腐敗するという考え方を根底にして、「権力は権力によって強制するしかない」。そのための今日的な仕組みが
憲法の「立憲主義」であると。
権力を統制する究極の権限を付与されている国民が、憲法の立憲主義の仕組みを通じて、権力者を統制していることを歴史的に解明され、認識が深まりました。
ポツダム宣言受託後、戦後日本ではその具体化が課題となり、「軍隊の解体」や「民主主義の運用」が焦点となってきたが、安倍政権のもと「解釈改憲」で違憲立法を強行する、憲法の根底にある「立憲主義」を平気で壊すあり方が前面にでてきた。
憲法学者が安保関連法制を「違憲」と断じたが、多くの市民から「憲法違反の法律は認められない」と声があがったことは、とてもありがたかったと率直に話されました。
市民革命的な運動が広がったといわれますが、主権者国民の声が憲法学者との響きあいをつくりだしていたことが垣間見え、すこしジ―ンと。憲法学者の方の自負というか、誠実な思いにふれ励まされました。共同をひろげ、がんばってゆきましょう。

