第57回奈良県母親大会 集団的自衛権行使容認ノー訪問対話 | 命・くらしを応援する「あったかい政治」を - 北村たくやです。

 29日、第57回奈良県母親大会が開かれ、午前中の教育分科会に参加しました。


 冒頭、助言者の松村忠臣さん(子どもの発達・権利研究所)が「子どもたちがすこやかに育つために」と題して、お話されました。


 「どの子どもも、成長・発達する可能性をもった存在」ととらえる大切さを強調されました。


 また、“子どもは社会の鑑(かがみ)”であり、暮らし・文化・政治状況が子どもに反映していると指摘がありました。


 その後、参加者が3つのグループに分かれて討論。子どもも教員も競争にあおられている教育の現状、教員の多忙な実態、子ども集団の特徴(子ども同士の人間関係にも上下関係があらわれている)など、話され、交流しました。とくに、競争主義、自己責任の意識が保護者のなかにも浸透している様子がリアルに語られ、ビックリしました。


 子どもを真ん中に、保護者や教員、市民、研究者等が集まり、いっしょに状況を共有し、考えあう、こうした場がもっと増えればと思います。


 午後は、共産党後援会の方といっしょに、地域訪問に。


 76日の日本共産党大演説会のご案内とあわせ、集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対する署名をもとに対話し、「しんぶん赤旗」の購読をよびかけてゆきました。


 対話すると、皆さん、真剣にこの問題を考えておられることがよくわかりました。


 多くの方が、戦争につながる危険性を感じておられ、署名に応じて下さり、「しんぶん赤旗」を購読していただける方もありました。


 しかし、中国の領空侵犯の問題等から、対外的な軍事的備えの必要性を話され、戦争はダメとしながらも、署名にはつながらず、さらに考えたいという方も。


 私たちの訪問に気軽に応じ、すぐに考えは一致しないけれども、自らの思いを語って下さっている、こうした方々にこそ、日本共産党の考えや行動、展望について、ていねいにお知らせする必要があるな~と、改めて痛感。さっそく、演説会のご案内をしました。


 宣伝、署名対話をひきつづき強めてゆきます。