夢のつばさ・38 宝石キラキラ | つくることでつながりたい

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何気ない毎日がどんなにしあわせか・・
不器用で遠回りばかりの私の 大好きなハンドメイドと夢への道のり、日々とキモチ。


こんにちは。

せっせと、ブラウスを縫っています。

袖もついて、襟口の処理も進み、
大まかに形にはなってきているのですが、

なんていうか
思い描くイメージを、実際形にすることの難しさ を感じています。


たとえば、本の通りに縫って仕上げても
イメージに近いものが出来ることもあるし、

「この生地に、このリボンで」

と、イメージを元にした材料を選んで縫い進めても、違うものが出来てしまうこともある。


お洋服って、ちょっとの違和感で、手に取る回数が激減したりしませんか?

どこが・・って言われると、ハッキリとは分からないんだけどなんとなく、


なんとな~く、何かが違う・・・好きじゃない


こんなぼやけた、でも確かに感じる違和感。


こういう違和感は
私のハンドメイド(お洒落)に対しての価値観というか、コンセプトでもある

”きちんと、現実的に使えるもの・着れるもの”を作りたい

それには、大敵なものです。


例えば、お洋服だけじゃなく、雑貨でも家庭用品でも何でも

その時は好きだな~と思って買っても
気づくと、手にする機会も目にする機会も、滅多にないもの

私は、以前、身の回りにそういうものが、あふれるようにありました。


それに気づいたときの、心のざわつく感覚

ある時、もうそういうものは、身の回りから極力減らしたい

大切に出来ないものが、あふれるくらい在るよりも
たとえ足りなくて不便を感じても、大切にできるものだけ置いて過ごしたい


それは、つきつめると、自分を大切にすることでもある


私の、お洋服づくりに対する、様々な価値観には
そんな、生きてきた中で感じた感覚や景色も、色濃く反映していると思います。

一見、まったく関係ない要素に思えることでも
すべては、全てつながっているから

特に、自分の手で生み出すものであれば、尚更
そういう作り手の、心の風景みたいなものって、何かの形で色づくような気もします。


私は、洋裁もまだまだ初心者ですが
特に、お洋服は面積も大きい分、気持ちに影響する部分も大きいので

”ちょっとなんだけど、でも実際手にしなくなる違和感”

知識や技術が足りなくても、その時の自分なりに、色々試したり手を動かして
そういう違和感は、少しでも無くして行きたいなぁっていう気持ちで縫っています。


与えられた自分の心や感覚を大切に使って、ものを作りたい


それは、命がひとつ、自分に与えられているということへの敬意や感謝、


私たちの生きている宇宙や、世界が絶妙なバランスで成り立っていること

その中で、生きている(生かして頂いている)ということが、どんなに素晴らしいことか


ちょっと、話が広がり過ぎかもしれませんが(^_^;)
そんな風景の中で、私は今日も、あれこれ、あれこれ、しています。



まだ途中のブラウス、今の私なりの違和感がいくつかあります。

それを1つ1つ解消していくことで
今の自分を乗り越えられるし、技術も上げて行ける


それをコツコツ続けていけば、いつか

人に求められる・喜んでもらえるお洋服が縫えるようになれる


違和感や、今まだ出来ないことは、そんな素敵な場所へ続く道、

違和感は、決して面倒なものではなく
お洋服をつくることが楽しくて大好きで仕方ない私にとっては


ありがたいこと、歓迎すべきこと でもあります(^0^)




”もっと、可愛く出来るよね!まだ、何か、出来ること、あるよね!”



お洋服を縫っているとき、


私の、宝箱の中の宝石は、とてもキラキラ輝いているように感じます。


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