こんにちは。
せっせと、ブラウスを縫っています。
袖もついて、襟口の処理も進み、
大まかに形にはなってきているのですが、
なんていうか
思い描くイメージを、実際形にすることの難しさ を感じています。
たとえば、本の通りに縫って仕上げても
イメージに近いものが出来ることもあるし、
「この生地に、このリボンで」
と、イメージを元にした材料を選んで縫い進めても、違うものが出来てしまうこともある。
お洋服って、ちょっとの違和感で、手に取る回数が激減したりしませんか?
どこが・・って言われると、ハッキリとは分からないんだけどなんとなく、
なんとな~く、何かが違う・・・好きじゃない
こんなぼやけた、でも確かに感じる違和感。
こういう違和感は
私のハンドメイド(お洒落)に対しての価値観というか、コンセプトでもある
”きちんと、現実的に使えるもの・着れるもの”を作りたい
それには、大敵なものです。
例えば、お洋服だけじゃなく、雑貨でも家庭用品でも何でも
その時は好きだな~と思って買っても
気づくと、手にする機会も目にする機会も、滅多にないもの
私は、以前、身の回りにそういうものが、あふれるようにありました。
それに気づいたときの、心のざわつく感覚
ある時、もうそういうものは、身の回りから極力減らしたい
大切に出来ないものが、あふれるくらい在るよりも
たとえ足りなくて不便を感じても、大切にできるものだけ置いて過ごしたい
それは、つきつめると、自分を大切にすることでもある
私の、お洋服づくりに対する、様々な価値観には
そんな、生きてきた中で感じた感覚や景色も、色濃く反映していると思います。
一見、まったく関係ない要素に思えることでも
すべては、全てつながっているから
特に、自分の手で生み出すものであれば、尚更
そういう作り手の、心の風景みたいなものって、何かの形で色づくような気もします。
私は、洋裁もまだまだ初心者ですが
特に、お洋服は面積も大きい分、気持ちに影響する部分も大きいので
”ちょっとなんだけど、でも実際手にしなくなる違和感”
知識や技術が足りなくても、その時の自分なりに、色々試したり手を動かして
そういう違和感は、少しでも無くして行きたいなぁっていう気持ちで縫っています。
与えられた自分の心や感覚を大切に使って、ものを作りたい
それは、命がひとつ、自分に与えられているということへの敬意や感謝、
私たちの生きている宇宙や、世界が絶妙なバランスで成り立っていること
その中で、生きている(生かして頂いている)ということが、どんなに素晴らしいことか
ちょっと、話が広がり過ぎかもしれませんが(^_^;)
そんな風景の中で、私は今日も、あれこれ、あれこれ、しています。
まだ途中のブラウス、今の私なりの違和感がいくつかあります。
それを1つ1つ解消していくことで
今の自分を乗り越えられるし、技術も上げて行ける
それをコツコツ続けていけば、いつか
人に求められる・喜んでもらえるお洋服が縫えるようになれる
違和感や、今まだ出来ないことは、そんな素敵な場所へ続く道、
違和感は、決して面倒なものではなく
お洋服をつくることが楽しくて大好きで仕方ない私にとっては
ありがたいこと、歓迎すべきこと でもあります(^0^)
”もっと、可愛く出来るよね!まだ、何か、出来ること、あるよね!”
お洋服を縫っているとき、
私の、宝箱の中の宝石は、とてもキラキラ輝いているように感じます。
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