この前のMRIに続いて、エコーとCT検査でした。

 

 【乳房MRIとCTの違い】

 乳房MRIは、CTより画像が精密で、病変の範囲がより細かく地図のようにがんの広がりをとらえることができる。

 CTは乳房だけでなく、甲状腺・えき下リンパ節・肺・肝臓・膵臓・腎臓・骨までの広範囲を撮影して転移を見つけることができる。

 

ということです。

 

診察時、この前のMRIの結果も聞きました。

異常なしです。

ありがとうございます。という気持ちです。

 

今日は、なぜか先生が上機嫌で、今まであまり長く話されたことがないのに、いろいろお話されました。

「もうすぐ、10年だね。早いね。

 もう10歳も年取ったんだ。僕もやけど。

 10年経っても〇人に一人は再発する人がいるけど、一応10年で完治ってことになっているから。

 まあ、そのデータも10年間ホルモン治療をする前のデータだし(もっと再発率は低いと思う)。

 

10年過ぎたら完治証明書が書けるからね。

ふつうはそんなものいらないんだけど、男性には必要な時がある。

どんな時だと思う?」

と質問されました。

 

以前、住宅ローンを申し込んでダメだったので、住宅ローンのことかなと思いましたが、男性に限定するなら違うかなと思って、黙っていましたら、やはりそうでした。

なので、

「(男じゃないけど)私もローンを申し込んで断られたので」

と言いました。

「そうか。じゃあ、証明書、書いて、なんぼでも貸したって、っていうから。」

とおっしゃっていました。

 

それから、私がその日はいていたスカートのこととかも話されました。

 

こんなこと、10年間で初めてです。

 

後で看護師さんも

「院長、上機嫌でしたね。」

とおっしゃっていました。

 

いつもとてもお忙しそうなので、なるべく早く診察が終わるように、こちらからもあまり話さないようにしていました。

ので、不思議な時間でした。

 

 

あっ、そうそう。

CTで造影剤使うかどうかで、技師さん、看護師さん、先生と話して、ステロイドを点滴した後に造影剤を使うことになりました。

造影剤で副作用が出る原因は、ストレスとか睡眠不足とかだそうです。

 

あの時、そんなに疲れていたとは思えないのだけど、体って自分でも分からないところでストレスを感じているのですね。

 

アレルギー症状とは別に、造影剤入れた後は、いつもすごく体がだるくなります。

されたことある方いかがですか。

そんなこと言っている人聞いたことがないですが、私はだるくなります。

 

とにもかくにも、この10年というのは、ずっと待っていた10年です。

薬を飲まなくてよくなる&病院に行く回数も減る&治ったと言える

日が待ち遠しいです。