夜、わが妻であるパピちゃんを散歩させていました。
わが妻であるパピちゃんは、目に入った瞬間食べちゃいたくなるくらいかわいい14歳のおじいちゃんオス犬です。
特に妻のウンチを決めてる時のポーズは見てるとひざから崩れ落ちてしまいそうなほどキュートです。
そう僕はあらゆる角度からみてスキがまるでない変態なのです。
という話は置いといて。
妻を散歩させていると、暗い狭い道でこんなこというとあれがあれで、ちょっと問題かもしれないけど、幽霊っぽい風貌の怖いおばあちゃんがゴミ置き場をあさっていました。
見つけた瞬間体がビクンッとなり立ち止まってしまいました。びびりですから。
僕は絶対この人オバケだと思いました。
しかしあの狭い暗い道、妻との愛の巣に帰るには避けては通れない道です。
しょうがないので5ミリリットルほどしかない僕の勇気を振りしぼりだして、一歩を踏み出しました。
するとおばあちゃんもこちらに気づき、ゴミをあさるのをやめてスッと体をこちらの方の方に向けて暗闇の中僕たちを見つめていました。
こわい、絶対おばけ、こわい、こわい、絶対オバケ! こわい恐い怖いコワイこわいこいわおぱwじおあぁああああ!!!!
近づくにつれて心臓の鼓動は早いビートを刻み始め、全身に枝豆大の鳥肌が立ち込めてきました。
ずっとおばあちゃんは僕らを見つめています。
1メートル圏内に入ったとき、心臓のビートはYOSHIKIのバスドラムをはるかに上回り、
鳥肌の一粒一粒はジャックの豆の木の様に天まで届きました。
ただの怪物、いや、植物と化してました。
そしてすれ違い際についにおばあちゃんがついに口を開きました。
「なんで・・・」
「なんで分かったんだい・・・・」
ぎゃあああああ!!!!
そして彼女の口はどんどん裂けて大きくなっていき・・・つづく。
・・・なんてことにはもちろんならずに、
「まぁ、かわいいねぇ!ほれほれ。」
と僕の愛する妻に言ってきました。
「は、ははは・・・どうも。」
といって無事愛の巣に帰りましたとさ。
ドゥクドゥン。(ドラムの音)
