不忍池、弁天堂と桜。

夕刻からのひとり花見。

薄曇りの天気のせいもあるのか、花の鮮やかさにはやや欠けるものの、満開の美しさ。


そして、数年前からは想像もつかない賑わい。

これぞ日本人、という宴会の数々。

上野公園から池之端をぶらぶら歩いたのち、小さな銭湯でひと風呂浴びる。

道すがら見かけた「餃子や」に心惹かれて、何度か行き来してからやはり入店。

ビールとセロリ入り水餃子、焼き小籠包。

実にうまい。


満腹になって、再び上野公園へ。


夜桜。


桜のおもいで。

小学校入学。

中学校入学直後満開の木の下での記念撮影。

20歳の4月1日。

いっしょに桜を見た男の子の呪いに似たことば😅

「きっと、この先何年経っても、今日のこの桜を思い出すよ」

でも、そのことばのとおり、いまもその日の桜を毎年思い出す。

大して好きでもない相手だったが、未だなお人生でもっとも美しかった桜だ。


しかし、印象に残る、と言う意味では、今年が勝る。

コロナの数年を経て、堂々と花を愛でることができた今年。

桜とわたしの間には確かな関係があった。

今年が最後の桜でも悔いはないもんね。