2日目は快晴☀️

それでも寒いは寒いが、昨日の比ではない。

世界遺産を巡る日。

わたしにしては珍しく、直前に見つけた、電車バス乗り放題パスを活用。

少し歩いてから、バスに乗り、まずは

「神橋」


朝早かったので、まだなかには入れなかったけれど、雪景色に美しい赤い橋。


そして、世界遺産「日光の杜寺」を徒歩で巡る。


まずは、五重塔は。

内部を初公開しているらしい。

早速拝観。

一階のぐるりには、干支が一面に、3つずつ彫られている。

自分の干支、酉。

ほかにいのししが中々に魅力的だった。

そして、東照宮へ。

今回は音声ガイドを借りてみたか、これが大正解。

ひとつひとつ説明を聞きながら、じっくり見ることができた。


三猿

この彫刻だけが突出して有名だけれど、

実はこの建物の周囲には、人の一生を物語として彫刻が施されているそう。


陽明門

ご存知、「日暮の門」

恐ろしく細かい細工と、

「魔除けの逆さばしら」

と呼ばれる一つだけ模様が天地逆の柱。

物事は完璧すぎると魔がさす、と言われることから。

陽明門を守る四夜叉。



特に青い「鳥摩勒伽」(うまろきゃ)は、

日本全国でここにしか祀られていない珍しい仏様だとか。

膝に「像」をくっつけているのが、「膝小僧」の語源であり、手に持っている「矢」は「破魔矢」の始まりなのだそう。





その他3名(?)の夜叉たちも愛嬌のある姿。

長い長い石段を登って、奥宮と言われる家康の墓所まで参る。

小さな子どもたちは、なんのために凍える寒さの中、石段を登らねばならないのか、もちろんわかるわけもなく。

泣きわめいている子らも少なくなかった。


そこは身軽な利点もあり、家康のあとは、孫の三代将軍家光の霊廟である「大猷院」にも参る。


しかし、自らの死の後に、「神として祀れ」とは、なんとも…。

目論んだとおりに数100年のち国中の人々が、そしていまとなっては、世界中の人々がそこへ詣でるとは。

恐るべし、徳川家康。


もちろん、輪王寺、二荒山神社にも立ち寄る。




せっかくの「栃木」

こんなものもいただいて。



大満足で、駅へと徒歩で戻る。

道すがら、クラフトビールの店で見かけた

「ホットビール」

興味のあまり、飲みながら歩いてみたが、

残念、これはやめときゃよかった…。


ということで、予約していた特急「けごん」でうとうとしているうちに東京へ。

わたしの知っているころの東京にはなかった「スカイツリー線」に惑わされ、何度か階段を登り降りした挙句に無事家路についた。


日光は、「パワースポット」と言われているようだけれど、なんだか「天下人」たちの霊気に当てられて、お腹いっぱい、のど元まで何かかが上がってきそう。

まあ、それはそれとして。

総括すると、

本当に楽しい旅だった!

次はどこに行こうかなっ。