年始に色々あって、濃厚接触者かも、となったのが4日夜。

5日から出社予定だったのを在宅勤務に切り替えた。

翌6日早朝、異常な寒気で目が覚める。
全身のだるさもあるなー、と思いつつ、寝床で1時間。
意を決して起き上がって、検温。

37.3度…。
目を疑う。
このところ、寝起きの体温は35度あるか、ないか、だ。
発熱、だよね?

午前の早い時間、私が濃厚接触者となる原因の感染疑惑者の陽性が判明した。

私は濃厚接触者と判断され、現時点で17日までの隔離が決定。

このあとは、保健所の指示によりPCR検査を受ける。

しかし、この中で、なんとも心を揺さぶられたのが、都内の保健所の対応だった。

感染者の居住地が都内だったので、まずは都内の保健所から連絡が入り、これから管轄の保健所に連携します、との一報だった。

この担当者が、なんというか事務的な感じではなく、私の周囲のことをしっかり把握した上で、個々人の状況、たとえばどの人が高齢者で認知症なのか、というところまで寄り添って話をしてくれた。
また、息子と隔離生活を送るのに気をつけることも丁寧に説明してくれたうえで、質問に答えてくれ、自身だけで判断がつきづらいことは周囲の他の人に確認さえしてくれた。
都内でも特に感染者の多い地区だと思われ、それはそれは大変な状況だろう。
そんななかで、落ち着いて、ひとりひとりの状況に合わせて話をしてくれた、この方の対応は本当にすばらしかった。
思わず涙が出そうだった。

重症の方々、それを看護している医療関係の方々、そして、このように対応をしてくださっている保健所の方々、なにもできることはないのですが、本当にありがとうございます。

私たちにできることは、感謝することと、感染を広げないように努力することしかありません。
 
早く、この病気がおさまりますように。