ナルシスト食堂、いつでも開店しています。


二太郎は、大学のクラス懇親会。
「面倒臭いな、行きたくないな」
と言いつつ出かけていった。
自分のためだけの夕食❤️

もっと家に帰らなくなるかと思いきや、意外にも入学以来ほとんど夕食を家で食べている二太郎。
しかもしかも、プチ一人暮らし以来、それまで取り込むことすらしなかった洗濯物を夕方帰っているときには、取り込んで、畳んで収納するところまでやってある‼️

時には「カラオケでオール」ということもある。
高校の卒業式前に、「サービス終了宣言」をしておいたものの、私がそういう行動について、ぴたりと何も言わなくてなったことに少し戸惑いもあるらしい。
「サービス終了宣言」
は、例えば
「昼食提供サービス」
「朝起こしサービス」
「言動見守り、及び全責任とりサービス」
「週一回のシーツ交換サービス」
「アイロンかけサービス」
「不在時の夕食作り置きサービス」
などなど、ごく当たり前と思われること。
または、今までやりすぎだったと思われること。
昨日は出かける前にシーツも交換していた。
高校在学中に、一つ下の後輩を深夜まで連れ回し、私の怒りを買ったが、先日は同じ後輩と出かけるというので、「年長者として、責任持って」とだけいうと、11時には帰宅した。
戸惑いながらも、自由になることと、自分勝手にふるまうことは対極にあることに気づいてきたのかもしれない。

食堂はいつでも開いているよ。
それは、私のために、私の意志で。
でも、いつでも入れるよ、二太郎。
いつでも、歓迎するよ。
もう、ほかの誰かのために、誰かの都合に合わせて開くことはないけれど。