顔にあたる風が冷たく感じるようになった朝の通勤。
自転車に乗って走る。
本当は徒歩通勤したいのだけど、山積している仕事と終業後の胃ろうが終わってから家にたどり着く時刻を考えると自転車を選択している最近。

昨日は弾丸日帰り大阪出張。
前回はQたろうくん、一緒だったな、と新大阪に降り立って思う。
ダンディ氏の住む街はすぐ隣だな、とも思う。
ちぇ、Qたろう、また一緒に来たかったぜ。
うう、まだ言ってる。未練がましいな。

たまにしか来られない大阪だからと欲張って3つも打ち合わせを入れた。
朝5時半に出て、家に着いたのは21時。
アドレナリンが噴出しているのか、明けての朝もあまり疲労感はなかったのだけれど。
なぜか、自転車漕いでいたら、ふと涙が少しだけにじんできて。

私が願ってることってすごく単純なこと。
今日一日誠実に仕事に取り組みたい。
身の周りを、見苦しくない程度には整えていたい。
自分の手をかけたものを食していたい。
願わくば、死ぬその日まで自分の作ったものを食べていたい。

願いはそれほど多くない。
でも、最後の望みはたぶんすごく高くて難しい。お金をかけても手に入らない。

それでいいじゃあないの。
そのために毎日必死になれば。
自分が求めているもの、大切にしているものがわかりかけてきた。
いまさらがやや恥ずかしい、もうすぐ50歳。
人生まだ半分か⁈