お騒がせさんがまたやってきました。
突風のように、また思いがけない話を持って。
「話がある」と言われるたび、なるべく突拍子もないことを想定しておく習慣はついていますが。
1ヶ月前から正社員として採用された歯科を既に退職したこと、看護師の専門学校の最終試験に間に合うから願書を出したこと。
またまた本当にいきなりなことで。
まあ、でももうそれほど驚きもしません。 

お手紙と花を一輪持ってきました。
お手紙の内容は、小中学生だった娘を彷彿とさせるものがあり、やはり涙がぽろり。

「看護師」という仕事はよほどの覚悟がなければできないし、将来続けていけるか否かは別として、今度ばかりは本気で卒業するつもりでなければいけない、と当たり前のことを話しました。

週末には二太郎の予備校の面談があり、100万円を超える費用について説明を受けたばかり。
一姫が願書を出した学校の費用もまあそりゃあ、いい金額です。
この一年でドブに捨てた400万円あまりが悔やまれてなりません。
しかし、過ぎたことを言っても仕方ないし、一姫が生活のこと、お金のことで私の話に耳を傾けるようになっただけでもましと言えましょう。

もうひとつよかったと思えたのは、一姫が「とにかく一生仕事を続けたい」と言ったこと。
男も女も一生の仕事を持つ時代がくる。女の人が仕事をする姿を見せたい、その大変さを見せて、働きやすい社会を作っていってほしい、と思ってきた私。
ある意味では自分のことは諦めてきたわけです。ずるいけれど色んな意味で。
次の世代が活かしてくれるなら、私のやってきたことも、まったくのムダではなかったのかもしれません。

突拍子もない話だったけれど、少しずつ軌道が修正されてきたようなそんな気もします。
お騒がせムスメの今後に乞うご期待‼️