いよいよ2017年も残すところわずかとなりました。
買い続けた10年日記を「3年間生きられるかな」と3年日記に買い替えたのは3年前のこと。
今年のお正月には、まだ20代前半の姪に慰められながら号泣していたことが綴られています。

私たち母娘は、新しい距離を探り合っているみたいです。
先日、二太郎の野球合宿の最中に都内で夕食をともにしました。
意識して難しい話はしないようにしながら、数年前のように「うふふ」とふたりで笑い合うことがありました。

娘はまだまだ色んなことで迷っていて。それでも、自分の人生について自分が責任を持つのだ、という自覚がわずかに芽生えたようです。
そして私は。
夢があります。小さな夢が。
しかし、やらねばならないことも次々出てきます。
「この先まだ長い」と信じて、夢を実現するために、いまこのときにできることをしていこう、と思うのです。

まだまだ解決していないことはたくさんあるし、間違ったこともたくさんしてきた私。偉そうなことを述べるつもりは決してないのですが。
生きていくことすら迷っていたあの頃の私へ、そしてこの記事を読んでくれているかもしれない迷っているあなたへ。

時の経過がもたらすものは、人の考えなど及ばないようなものであるのかもしれません。
もし、いま現在、気持ちの持って行きどころがなくて、どうにもならないことがあるのなら、とにかく時が過ぎるのを待つ、というのもひとつの方法なのかもしれません。
消極的に思えるかもしれないけれど、ひたすら耐えて時が過ぎるのを待つのも何かを為していることになるのではないでしょうか。
耐えた時間は必ず味方になってくれると私は思います。