なんどか書いたことだけれど、この歳になると「産まれて初めて」ってなかなかもうないもの。

昨日はつかず離れず、10年以上のつきあいになった友人である「きよ」の誘いで人生初の「プロレス観戦」

きよは1人で父親の違う2人の子供を育て、自分で一軒家も買ってしまう、という超パワフルな友人。

きよの長男と娘は保育園からの同級生。
小学校で数年、中学校でも2年間同じクラス。

朝から晩まで働くきよとはそう頻繁に連絡をとっていたわけでもないけど、一姫が学校を辞めたのとほぼ同時にきよの長男も県立高校を退学し、小さなきっかけからまた交流するようになった。

最近気分の下がり気味な私を遊びに誘ってくれた。

小旅行の気分で片道100キロのドライブ。迷いながらも開始時刻の1時間前に到着!


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まったく面白さもわからぬうちに始まったわけですが。
プロレスって曲芸みたいなものかな。
失礼を恐れずに言うなら。
でも、それは命がけ。
命がけのショーなんだな、ってわかった。
一姫とそう歳も変わらないような子もいて、みんな真剣にやっている姿を見たら涙が出てきてしまった。
きっと満足に食べられなかったりするんだろうな、練習はきついんだろうな、それでも観客に喜んでもらいたくてプロレスやってるんだな、って思った。

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そう、この日の女子プロ団体はあの一世を風靡した、「長与千種」さんの率いるmarvelousという団体。
40代以下の人はまったく知らないだろうが、この人、「クラッシュギャルズ」として毎日のようにテレビに出ていた人なのだ。

30余年の月日を経て、自分のやりたいことを貫くため、このようなイベントの片隅で昔のファンと握手をし、写真撮影をし、深く頭を下げる姿にやや心を打たれる思い。

きよは長与さんの大ファン。舞い上がりながら、五千円のDVDを購入して、握手・撮影の権利を得る。
身も心も男並みのきよがこのときばかりは乙女に見えるから不思議、不思議。

きよがとても喜んでいたので、私も嬉しかった。

すべてのイベントが終わったのは4時すぎ。
きよの運転で急いで帰る。
きよはプロのドライバー。
安心して久しぶりの助手席で帰る。

遅くなったけど、羽生SAに寄り道までして、宇都宮餃子をおみやげに帰る。

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移動距離が長かったから疲れたけど、きよと色々話せたからなんだか元気になった❗️
きよ、初めての体験させてくれてありがとう。
たくさん話をしてくれてありがとう。
友だちでいてくれて、ありがとうね❗️❗️