毎朝通勤途中で見かける幼い兄弟がいます。
おばあちゃんに連れられて、保育園のバス乗り場まで歩いていきます。
4歳と2歳くらいかな。
今朝は、お母さんが夏休みなのか、おばあちゃんが玄関で見送りつつ、お母さんとバス乗り場まで。
いつもは先に立ってお兄ちゃんよりとっとと行ってしまうことすらある弟くんが、お母さんの膝にしがみついて、
「があっこ(だっこ)してー、があっこしてーー!」
と泣きわめいていました。
いつもはおばあちゃんと手をつないでと話しながらのんびり歩くお兄ちゃんの方がうーんと先に歩いていってしまって。
ああ、お母さんってそんなわがまま言って困らせてもいい存在なんだな、って思いました。
たとえおばあちゃんであっても、他の人の前では精一杯かっこつけて、その頑張った分をお母さんに意味もなくぶつけて。
みんなそれでいいと思っているんだなって。小さいときから、たぶん大人になってもそうなんだなって。
なんだか最近何を見ても、読んでも、聞いても、涙が出てくるワタシ。