私は「片付け」が苦手です。

それにかなり関係する「掃除」ももちろん苦手。

好きな家事の順位は、炊事、洗濯、掃除。

恥ずかしながら片付けしなくちゃ、って思い出したのはかなり大人になってから。
片付けできなくても人間性には関係ない、仕事その他には影響ない、って思ってきました。
最近はやりの片付けやさんみたいな人もよくテレビや本で言っていますが、片付けるのは家や部屋ではなく自分の心や頭の中なのだな、とこのごろ切実に感じます。

部屋や、仕事机がごちゃごちゃだと新しいものは入らないし、無理やり置いてもどこへいったのかわからなくなり、あるはずのものを次々買ってしまう羽目になったりします。
これは頭のなかも心のなかもまったく同じなんですね。余裕がないとせっかく持っているはずのものが活かせない。

そして、「片付け」とはまさに「カタをつけること」
気づかぬうちに一姫や二太郎に
「まずはやったことを片付けてから次のことにとりかかりなさい」
と言っていましたが、これが片付けなんだ、と思います。
自分の為したことを「片付け」、おとしまえをつけること。
じゃあ、例えば知らんふりして放置したらどうなるか。

どうにもなりません。自分の為したことなので自分でカタをつけない限り、とっ散らかったまま、うまく機能しないまま、自分本来の能力も活かせない状態が続くだけです。
評価は低く、思い通りにならないことばかり。

すべては自分に返ってきます。

為したことで人生は作られるのですね。

気づくの遅すぎ45歳。
でも!人生のすべておいて、「遅すぎる」はないというのが、私の信念!