水曜日の
西口ドアの話で
3vs3の軍団対抗戦のうちの一人として試合をさせてもらいました。
「ヤングサークル」と
「キッドアンドデンジャラーズ」と言うチームで
ヤングさん側に欠員が出た為、
助っ人として僕が入らせてもらう運びになりました。
話を受けた時から、
現在欠場中であり、本来なら僕の位置にいたであろう
「さのうさぎ」さんの技を出してみたい。と言う思いはありました。
彼が使う、彼が敬愛するジェフハーディーの「スワントーン・ボム」
しかし、
本番中コーナーに上ってから気がつきました。
そういやこの技、
いたずらにフォームを練習した事はあるけども
いっぺんたりとも人に当てたことはなかった と言うことを
※2年前自爆したスワントーン
下を見たら、JDさんがちょっとズレた所にいました。
ズレた所に置いたのは僕です。
迷っている間、泳いだ目で天井を仰ぎジェフのポーズをしておりました。
「まあJDさん体鍛えてるから大丈夫か。」と思いなおし、
無事に着陸できる事を祈りながら、
JDさんに身を投げました。
その一秒ちょい後ですね、
ちょっとこれまで記憶にないくらい背中に手ごたえがあり
そのままバウンドしたと思います。自然と上体が起きました。
会場がどよめいたのを聞きました
この後に影響が無い事を祈りながら、
フォールに入りました。
そんな感じで
初めてのスワントーンはガッツリ乗ってしまい、
3本勝負の内1本をこの技で決める事ができたんですが、
うさぎさんの復帰後は
改めてこの新宿FACEでこの技をだすあの人を見てみたい
と思う次第です。
・・・ここからは少し別の話で
フォールに入りながら、
一番集中させていたのは
耳でした。
「うさぎさんの名前は出るか」、と
ジェフのポーズをしながら
ずっと聞き耳を立てておりました。
結果、
うさぎさんに関わるフレーズは聞こえてこなかったように思いました。
「ストレス溜まったサラリーマンがえげつない飛び技で露出狂をしとめた」
そういった内容の事を実況の方が心地よくつむいでおられたように思えます。
「なんなんだあのポーズは」
そういったことも言われていたかもしれません。
僕は
10年位前からバイトで西口さんのリングを立てて、
流れで興行も見せて頂いておりました。
最近になって気がついたのですが、
西口さんは
因縁やらアングルやらを極力廃したことをやっているのではないかという気がしておりました、
「その場限り、見てくれから伝わるもの以外は余計な情報」と断じている印象がありました。
因縁を知らない初見の人に伝わりづらくなるのを避ける為なのではないかと思いました。
今回もそうだったのかもしれません。
うさぎさんへの敬意は全く変わるものではありませんが、
今日この興行の中で名前が出てきていない「うさぎさん」の情報をあえて加えず、
「知らないと判らない」という思いをさせないようにする。
やはり西口さんはこういう所徹底してるんだなぁ、と嬉しくなりました。
・・・そう思ってたんですが
興行後
バックステージでよしえさんに声かけて頂きました。
「すごい飛び技だったね。エディ(ゲレロ)を意識したの?」と。
・・・なるほど
合点が行きました。
何の事はない
単純に僕の表現力不足から
見せたい技見せられなくなってたってそれだけの話でした。
うさぎさんの名前が出てくるはずが無いです。
西口さんを
笠に着て
「張りすぎたアングル(複線)なんざややこしいだけで初見のお客を置いてけぼりにする要素でしかない」という自分の持論に正当性を持たせようとしてました。
台風に関わらず見にきてくださったプロレス仲間の江崎さんに
興奮して
「やっぱそうっすよ!」って言っちゃった後でした。
僕の考えが凝り固まっておりました。
すいませんでした。
西口さんにはいつも気づかされる事で一杯です。
COWPERの試合を見にきてくれた芸人のカズミさんに
『選手も実況も、ウケた時にお客さんが声援を送れるように待つ時間取った方が良い』と教えて頂いた事も含め
大事に持って帰って今後にフィードアップしていけたらと思います。