運動会のシーズンですね
Kids Course(キッズコース、対象年齢年少~年長)のストリーも
お子さんが身近に感じられる運動会がテーマになっています
いつもストーリータイム、みんなじっと英語だけの数ページのお話を聞いています
これって、普通にやっていますが、
英語だけで、日本語は一切ないんですよ。
それを絵を見ながらですが、じっときいていて本当に凄い
さらに、お教室でストーリーブックの内容のように簡易運動会をすると
大いに盛り上がり
(実際に2チームに分け、「玉入れ」ならぬ「お手玉入れ」や綱引きもします)
"Ready, go! "(よういドン!)
"Go for it! " ( 頑張れ!)
など、体を動かしながら、しっかり英語のアウトプットができているんです
普段のレッスンはできるだけオールイングリッシュ
英語を英語で教えています。
このことが、まだ英語に対しバリアがないこの年齢のお子さんには
様々なメリットがあります。
メリット その1、 英語の瞬発力がつくということ
英語で指示したことに対して、すぐに身体が反応します
Sit down, please.
Stand up, p;lease.
Let's listen to the CD.
Let's say it together !
など、言うとすぐに座ったり、立ったり、一緒に言ってくれたりします。
何か教材や、クラフトの材料など生徒に渡した時に
私 : Here you are. (どうぞ。)
こども : Thank you. (ありがとう)と、必ず瞬時に反応します
これ、クラスのお子様が、他のお子さんにカードなどをとってあげた時に
渡した方は、"Here you are.”
受け取った方は"Thank you."と、
子ども同士で自然にやっていたりして、こちらの方がびっくりすることがあります
また、お手洗いに行きたい時に
"May I go to the bathroom?" と、自然に普通に聞いてから行きます。
先日、夏のオープンスクールがあったのですが、
4月から入会した年長さんが、参観会の途中で
"May I go to the bathroom?"と、聞いて許可を得てから
日本語でのやり取りは一切なしに、お手洗いに行ったんですが、
それを見ていた(聞いていた)お父様の方がキョトン
びっくりなんてこともありました
メリットその2
英語のリスニング力と、聞いたままを発話できる力
以前も書いておりますが、英語は日本語よりはるかに言語の周波数帯が高いんです。
日本でずっと日本語の生活をしていると、その高い周波数帯を聞ける力は必要なく
なるので、だんだん衰えてきます。
その境目を臨界期と言いますが、それがだいたい10歳前後。
(言語の周波数帯<パスバンド>についてはこちらを ご覧ください。)
臨界期前に英語をたくさん聞いて、高い周波数帯を聞ける力をキープして欲しいと
思っています。
幼児期のお子様は、クラスの英語だけのお話でも普通に聞くことができます
さらに、
文のかたまりとして、聞いたままを言える能力も大変優れています
文法的な理屈はあとからでもいくらでも勉強して身につけることはできますが、
この英語を聞く力と聞いたままを発話できる能力というのは、幼児期ならではの
特権だと思っています。
英語を全く理解しないで3歳で渡米した娘も
日々の生活の中でまさしくこれを行いながら、自然に英語を身につけていきました。
さらに、高い周波数帯を聞ける英語耳ですが、その能力は一度身につけたら、
消え去ることはないので、お子さまの一生の宝となります
帰国して、数年経って、日本語どっぶりの生活をしている娘の英語を聞く力、
未だ全く衰えておりません。
幼児期に英語を始めることのメリットはたっくさん
まだまだメリットはありますが、今日はこのへんで。
このメリットを最大限に生かして頂きたいと思っております