夏休みの短いここ長野県、昨日が2学期始業式のピーク
長野県の小学校へ通う皆さまからは、今頃、自由研究のヒントと
言われても
"It's too late !!!!!!!!!!!!!! "と、の声が聞こえそうですが、
「夏休み自由研究のヒントその4」
アメリカ小学校カリキュラムからの自由研究ヒントシリーズ、
これが最後になります。
(その1、その2、その3は、こちらをクリックして見てくださいね。)
今日は、国語=language artのプロジェクトからのヒント
(因みに日本語はJapanese, 英語はEnglish, 国語はlanguage art です)
国語で自由研究???
えっ、それはないでしょう~とお思いの方、充分に自由研究になりますヨ
以下、アメリカ現地校の4th gradeで出されたプロジェクト
4年生ぐらいですと、こんな感じで自分で入力&プリントアウトして提出
"Sylvia & Aki"の本について、読書感想文のようなものを書き、
本に関係するキーワードとなる実物を5つ用意し、発表に備えます。
そして、後日クラスのみんなの前で発表
このお話
第二次世界大戦中、アメリカに西海岸に住んでいた日本人アキとその家族
そして、のちにアキの家に住むことになったメキシコ人シルビアのお話
当時、アメリカに住んでいた日本人が、日本人収容キャンプに
強制収容されました。
アスパラガス農場を営んでいたアキの家族も収容キャンプに
行かなければなりませんでした。
空いたアキの家の賃借人として
メキシコ人のシルビア家族が住んだのですが、、、
シルビアもまた人種差別を受け、
アメリカ人の行くカルフォルニアの公立小学校への入学を拒否されるのです。
そのお話について、簡単なストーリ-を織り交ぜながら、読書感想文のように
書き、歴史的背景について事実も調べまとめる
さらに、この本に関するキーワードとなる実物を探したり、折り紙で手作りしました。
ここでは、アスパラ農場を営んでいたアキの家のキーワードということで
生アスパラを用意するわけにはいかなかったので、折り紙でアスパラを作りました。
ここで、またまた折り紙が活躍したのでした。(以前の折り紙活躍のお話はこちら)
本についての読書感想文を書き、その背景の史実を調べまとめる
史実に関するキーワードとなる実物をいくつか用意したり、作ったりする
読書感想文 + 背景の歴史を調べる、まとめる + 工作 までし、提出
読書感想文でありながらも、その背景の歴史を調べることと、工作することを
ひと手間加えることで、立派な自由研究となりますね