昨日、たまたまテレビをつけたら、NHKで「ファミリーヒストリー」を放送していました。


ゲストは高嶋政宏さんで、高嶋政宏さんのご先祖様の歴史を辿っていました。


高嶋政宏さんのご両親は、高島忠夫さん、元宝塚歌劇団星組トップスター寿美花代さん。


高島忠夫さんが俳優になったキッカケが、神戸元町のぜんざい屋で、お店の人に


「あんた、佐田啓二(中井貴一さんのお父様)より、ずっと男前やで!なんで俳優になってないの!(大意)」


と言われ、その気になって新東宝に応募したら、採用されたそうです。


しかし、そのぜんざい屋の店員は、客みんなに同じことを言っていたというエピソードには笑ってしまいましたが😀


お世辞が、高島忠夫さんの人生を変えた。


神戸の元町…私、3日前に友人とランチしたとこでっせ!


寿美花代さんの本名は、松平節子さんでした。(今は、高嶋節子さんですね)


松平という苗字から、徳川家康と関係あるお家柄なんだろうなあと思っていましたが、徳川慶喜の警護をしていたなどのエピソードが明かされていました。


寿美花代さんは、宝塚歌劇団の舞台は観たことはなかったが、宝塚音楽学校の試験を受けて合格。


ある作品で休演者が出て、代役の人にはカツラが合わず、寿美花代さんはカツラが合ったので、急遽、代役をして、それで認められた…というエピソードを寿美花代さんご本人が話されている映像が流されていました。


今は、「代役で成功してから、寿美花代さんも虐められたんやろか…」と、すぐに思ってしまう。


番組の最後に、高島忠夫さんが、高嶋政宏さん、高嶋政伸さんに宛てて書かれた言葉が紹介されていました。


「いい役者になるよりも、幸せな人生を送ってほしい。常に、『今、自分は幸せか』と問いかけてほしい(大意)」


というお言葉でした。


私の記憶力が良かったら、もっと細かく書けるんですけど💦


高島忠夫さんのお言葉、目頭が熱くなりました。


今、苦しんでいるタカラヅカ関係者の皆さんは、今、「幸せ」でしょうか。


いい役者、演出家、技術者になる前に、「今、幸せか」を問いかけてほしいですね。


タカラヅカ関係者は、SNSチェック隊しか、このブログは読んでないと思いますが、願いをこめて書かせていただきます。