https://www.youtube.com/live/KlsoV2uVnfQ?si=9H13sIkKNjdSw6vg


阪急という組織は、ほんまに、人を苛立たせる天才やな。

「史上最悪の調査報告書」とリスクマネジメント関係者から評された大江橋法律事務所作成の調査報告書の内容を発表した会見よりはマシとは思いましたけど

結局、肝心なことは「お答えするのは控えさせていただきます」でしたね。

加害者上級生はパワハラを認めたのか、認めてないのか、これを答えることにどういう問題があるんでしょうね?

謝罪文を書いた人数を答えることが、なぜ問題なのか。

「(謝罪文を書いた)劇団員が特定されてはいけないので」と答えてましたが、人数だけで個人が特定できますかいな。

「直接謝罪したいと申し出た上級生は、いたのか」という質問に答えたからと言って、個人が特定できますかいな。

人数と謝罪申し出の有無で個人を特定できるのは、エスパーか霊能力者しかおらんわ!

「これから入団する人たちは、宙組に配属されるのか」という質問には、村上理事長が

「10年前にやっていた組まわり配属をします。1年組まわりします」と答えていました。

いや、記者が聞きたいのは、その先やろ!

「組まわり配属が終わった後に、宙組に配属するかしないか」を答えんかい!

この答えにならない答えをしたのは、おそらく、これから入団する劇団員に動揺を与えないためでしょうな。(追記…110期生は、もう初舞台踏んでましたね)

「亡くなられた方を悼む機会は、設けるのか」という質問には

阪急阪神ホールディングス嶋田社長が

「ご遺族からそういう話は出ていない。今日、合意したばかりなので、こちらから勝手なことはできない」

と答えてましたが、こういうことは交渉中に阪急側から申し出るものじゃないんですか?

追悼の場を設けたいという提案は、合意してからでないと、してはいけないのでしょうか?
法律的なことは分からないのですが。

「在団しているAさんの妹さんは、どうなるのか」

という質問に対しては、村上理事長が「今お答えできるものは、ない。機会がきたらあるかと思いますが」

と回答。

これも、冷たい回答やなと思いましたね。

まずは、妹さんに対して、謝罪の言葉を述べるべきじゃないですか?

少なくとも、村上理事長のお詫びの言葉は、心からのものではないということが分かりましたね。

調査報告書発表会見で、「証拠があるなら出せ」と発言した人物ですからね。

阪急の会見を見て、結局、2月27日時点と阪急のスタンスは変わっていないと感じました。

阪急阪神ホールディングスとしては、パワハラを認めるが、加害者上級生はパワハラを認めてないということですね。

加害者上級生が認めているなら、会見で「認めています」と答えますよね〜。

「公演数削減で、劇団員から何か反応はありましたか?」という質問に対しては、村上理事長は笑みを浮かべながら

「楽になったという声はありますが、全員がそう思っているかは分からない」と答えてましたからね。

加害者上級生が謝罪文を書いたのも、阪急上層部から

「謝罪文を書かないと、いつまで経っても公演できないぞ!」とでも言われて、無理矢理書かされたのでしょう。

やはり、阪急の隠蔽体質は変わらないままでした。