朝ドラ「ブギウギ」、いよいよ終盤になってまいりましたね。


以下、ネタバレあり。閲覧注意です。


第18週は愛助(水上恒司さん)の死、愛子の誕生が描かれました。


「ブギウギ」では愛助の死と愛子の誕生がほぼ同時に起きたように描かれていましたが、現実は、もっと残酷だったんですよね。


愛助のモデルの吉本頴右は、笠置シヅ子さんが出産される前に亡くなっていて、笠置シヅ子さんは出産前に頴右の死を知らされ、頴右が愛用していた丹前を抱きしめて出産に臨んだらしいです。


「ブギウギ」では、オジサン二人(黒田有さん、近藤芳正さん)が分娩室の外でスズ子(趣里さん)の出産を待っていましたが、史実ではどうだったのだろうか。


ドラマでは、愛助の死と赤ちゃんの誕生をどう描くのかなあと気になっていたのですが、史実通りではなかったですね。


史実通りにすると、朝ドラとしては、かなり残酷な展開になってしまいますものね。


私は史実通りにしなくて良かったと思います。


スズ子が愛助と愛子と三人で過ごしている夢を見ている場面は、泣けましたね…。


愛助役の水上恒司さん、デビュー作のドラマ「中学聖日記」では「中学生に見えへんな」と思っただけでしたが、いい役者さんになられましたね。


愛助が命の灯火が消えようとしているときにでも、スズ子への手紙を書くシーンは胸が締め付けられましたね。


戦争中は、愛助はとても元気だったので「亡くなるなんて思えないわ〜」と思いながら観ていたのですが…。