観劇日時☆1月22日11:00公演をL列上手ブロックで観劇
扇町ミュージアムキューブに行くのは初めてで、大阪メトロの乗り換えと階段の昇り降り、スマホのナビ案内では遠回りのルートを案内されて難儀し、扇町ミュージアムキューブに到着してからは、トイレに行くのが精一杯で(しかもトイレの数が少ない)
この記事に載せてる写真は、終演後に撮ったものです。
このポスターに「企画協力 文藝春秋」と書いてありますね。
「へぼ侍〜西南戦争物語〜」の原作は、文藝春秋刊の「へぼ侍」という小説だそうです。
宝塚歌劇団では、絶対使えないタイトルですな。
宝塚歌劇団では、「大坂侍」が限度ではなかろうか。
翼和希さんの写真パネル、終演後に撮ったのでこんな風にしか撮れなかった〜〜。
ダイジェスト映像は、こんな感じ。
作品の概要は↑に載ってます。
没落した士族の青年 志方錬一郎(翼和希さん)は、薬問屋で奉公していたが、家を再興したいという思いから、西南戦争に身を投じる訳ですね。
劇中では、いきなり官軍の分隊長に任命されていてビックリしたなあ。
薬問屋の奉公の経験が、2幕で活きてきますね。
記者の犬養仙次郎(後の犬養毅)が官軍に同行して取材をして、犬養仙次郎がストーリーテラーの役割も果たしています。
犬養仙次郎を演じた壱弥ゆうさんは、大阪毎日新聞記者の井上も演じています。
ヒロインのお鈴は、唯城ありすさん。
可愛かったですね〜。
錬一郎が好きになるのも納得です。
二人の出会いは、戦争中ならではですね。
明日死ぬかもしれないという極限状態での…。
錬一郎の分隊の隊員、松岡は天輝レオさん。
ふてぶてしい男です。
ちょっと、宝塚歌劇団雪組「るろうに剣心」で彩風咲奈さんが演じた斎藤一を思い出しましたね。
22年ぶりにOSKのお芝居を観た高清水 星子でしたが、なんか…小説が原作だからか、集中して観ないとストーリーについていけないように感じました💦
私がアホなだけなんでしょうが、あまり子ども向けではない…かもしれない。
出演者12名の熱演が素晴らしかったです。
男役の壱弥ゆうさんが、結構高音で歌ってらしたのにビックリしました。
OSKは、こういうのもアリなのかと思いました。
自由なのがいいですよね。
脚本・演出の戸部和久氏は歌舞伎の演出家だそうですが、「へぼ侍〜西南戦争物語〜」で、初めて歌劇の演出をされたそうです。
だからか、舞台転換がない作品でも、巧みに演出されていたように思いました。
そう、「へぼ侍〜西南戦争物語〜」は、舞台セットは変わらんのです。
舞台セットの階段を移動させて、変化をつけていました。
仕方ないことだけど、暗転が多いのは気になりましたね。
西郷隆盛と錬一郎の対面は、映像を使ってましたね。
あれは、映像と合わせるのが難しいだろうなあと思いました。
東京公演をご覧になる方は、お楽しみに。
客席降りもありましたよ!
私、双眼鏡を持って行ったのですが、後方の席でも、ほぼ双眼鏡いりませんでした!
演者さんが本当に近くて、ビックリしました。
あんな後ろの席でも、あんなに演者さんが大きく見えるなんて初めての経験でした〜。
芝居が終わった後にフィナーレのダンスもありました。
終演後に翼和希さんからのご挨拶がありました。
大阪公演千秋楽だったからかな?
15:00公演もあったんですけどね。
以下、大意。
「能登半島地震の募金をロビーで行なっております。私たちは演じることで、今日を生きる、明日を生きる力を与えられればと思っております。ミニパラソルも売店で販売しております。今回は牛乳石鹸さまが協賛してくださっています。抽選で豪華なプレゼントが当たります。チケットの番号をご確認ください」
客席に置かれた袋に、赤箱の牛乳石鹸が入っていた理由が分かりました。
協賛企業、これから増えるといいですね。
私は、公演パンフレットと翼和希さんと唯城ありすさんのスチール写真を買ったため、またもミニパラソル買えなかった〜💦
次の観劇のときには買いたいですが…。
宝塚歌劇団が、今、惨憺たる状況で、先月の雪組公演観劇も楽しい気持ちよりも苦しい気持ちが大きかったのですが、「へぼ侍〜西南戦争物語〜」は本当に楽しく観劇できました。
私は、やっぱり男役が出ている歌劇が好きなんだなと痛感しました。
OSKが存続してくれていて、心から感謝しました。
翼和希さんは、朝ドラ「ブギウギ」の橘アオイよりカッコ良かったです!
やっぱりOSKの舞台に出演されてるときが、一番素敵ですね♪
余談ですが、「へぼ侍〜西南戦争物語〜」に出演されてた、初舞台生の奏叶はるさんは、元宝塚歌劇団月組男役スターの桐さと実さんの娘さんらしいですよ!
言われてみれば、何となく似ているような気も…する…。
初舞台生の皆さんの活躍も楽しみですね♪