京都で体験したい！と長年思っていたのが
夏の風物詩川床での食事。

数年前に川床料理を食べに行っていた
母のアドバイスなども参考に
貴船（きぶね）に狙いを定めて予約したのが
料理旅館右源太の川床懐石。

お店までは京都駅から送迎車が出ているので
併せて予約していました。

料理旅館が建ち並ぶ細い道を上っていくと
自然いっぱいの静かなエリアが出現。
ひんやりした空気に一気にテンションUP！

通りから見下ろすと、もうそこは川床！
「右源太」と「左源太」2種類があり
私たちはより上流の左源太に通されました。

川が間近の席ではなかったけど
せせらぎの音が大きすぎず良い感じ。

スタッフは皆さん若くて一生懸命。
ドリンク注文後、ついにコースがスタート。

料理内容はおまかせだけど期待していた通り
川魚が多めのラインナップで嬉しい♪

前菜

前菜はお酒に合いそうな料理ぞろい。
ノンアル派なのでウーロン茶だけど‥

貝柱から変更になった数の子の山葵和えが
くっきりした味わいで特に好みでした～

吸物

クミン香る薬膳スープとのこと
懐石料理で健康まで高められるなんてっ
白きくらげがたっぷり入っていたのも驚き！

造り

涼しげな器で登場したお造りは鯛とマグロ。
肉厚な鯛が嬉しい～

焼物

鮎の塩焼きは蓼酢と登場。

お勧めされたとおり頭もガブリと！
うーんどこを食べても鮎の味が濃い～
蓼酢の爽やかな酸味で美味しさ倍増！

凌ぎ

お凌ぎは、なんとそうめん！
屋外で食べるそうめんの味は格別だぁ
麺はきっちり冷たく、のど越し抜群。

薬味も効いていて、特に甘辛い味つけの
刻み椎茸が良い仕事をしていました。
ボリュームがあったけどなんなく完食。

揚物

揚物は湯葉に粟麩など京都らしさ満点。
アマゴの唐揚げ、サックサク♪

酢物

黄身衣をまとった鱧は南蛮漬けに。
添えられた玉葱がシャクッと気持ち良い～
オクラのネバネバと酸味の組合せも◎

食事

土産店でじゃこをよく見る京都だけに
じゃこ御飯もひと味違う気がします‥！
お米も美味しくモリモリいけちゃうー

水物

デザートは黒糖わらび餅。
黒糖の風味が濃厚で、食感はしっかりめ
添えられた黒蜜でさらにコク倍増。

一大観光地の川床料理とあって
雰囲気重視だったりするのかなと思いきや
料理はどれも手が込んでいてメリハリあり。
人生初の川床体験、大満足でした。

食後は、送迎車の時間まで貴船をお散歩。
貴船神社で引いた「水占みくじ」によると
願望はあわてずに待てば叶うそう。
また京都で美食体験ができることを願って！

川床懐石＠右源太