五反田の一軒家フレンチ ヌキテパ初訪問。
 

 

お店の入口に掲げられた看板には
「季節の海産物と在来種の野菜と土」
その文字どおりメニューには肉料理がなく
店主の田辺シェフこだわりの
魚介と野菜が味わえる有名店です。

 

 

ずっと同店に行きたかったという
同行者さんが予約してくれたのですが
“予習”してみて納得
個性際立つスペシャリテといい
元ボクサーというシェフの経歴といい
気になる情報だらけ‥!

少しドキドキしつつ扉を開くと
一気に緊張がほどける明るい空間~
 

スイカのシャンパン(ノンアルコール)

乾杯は名物のスイカのシャンパンで!

ノンアルコールにしてもらったけど
甘さ控えめでスッキリ!
果肉もシュワッとした歯ざわりで◎
 

 

スイカ好きという田辺シェフ
アミューズに登場したのは
北海道産の黄色いスイカ
「ひまわりすいか」
胡瓜、茄子、ゴーヤを合わせた一品。
旬ならではのみずみずしさを実感。
 


続いてスペシャリテ 蛤の炭火焼き
見た目からして美味しいオーラ全開!
 

 

切らずに一口で とお勧めされたとおり
頬張るとスープが口いっぱいに。
こんなに蛤がジューシーだなんて‥!
スゴイ!美味しい!としか言えません。
 


パンはほのかな酸味のカンパーニュ。

 

 

お次もスペシャリテ 磯魚のスープ
5種類もの魚を余すところなく使い
トマト、サフランなどを加えているそう。
押し寄せる旨みは感動もののパワフルさ。

リゾットマニアとしては
このスープでリゾット作ってほしーい!
 

 

興奮冷めやらないうちにメインが到着。
主役はドーンと大きな太刀魚
バチッと塩が効いてます。

 

 

脇を固めるのは柔らかなヤリイカ
ルッコラの優しい苦味がアクセント。

 

 

デザートは2種類から選択可能。
「スイカのショートケーキ」
「土のグラタン(クレームブリュレ)」
どちらも名物デザートだけに悩むも
夏らしいスイカに決めました!

「ほぼスイカ」なルックスにほっこり~

 

 

薄いスポンジを挟んだ生クリーム
ちょこんとスイカのジャムでおめかし
可愛らしいのはもちろん
スイカ果肉とのバランスが絶妙で
一緒に食べると美味しさ倍増。
さすが、唯一無二のデザート!
 


お茶菓子にもサプライズが。
大粒のブラックベリー
ドライフルーツと思いきや
フレッシュでジュワッと瑞々しい!

真ん中はパッションフルーツのゼリー
これまた弾ける果実感。
手前のフィナンシェはしっとり上品。

 

 

ドリンクにはハーブティーをセレクト。
ミントの爽やかな風味で締めくくり。


オープンキッチンの中では
黙々と手を動かしていた田辺シェフ
帰り際にお声がけしたら
笑顔で見送ってくださいました。
いつか「土」も食べに行かなきゃ!