今日の4バンドは昨今の細か~く分類分けされた音楽シーンでは別々にジャンル分けされていたかもしれない。
でも私は彼らのルーツであったり軸となる音楽のどれも学生時代に聞いていたし、一つのテレビ番組で見たり、一つのライブイベントで見たりしていた。
どれもJ-ROCKに属すしどれもJ-POPに属すし、どれもビジュアル系に属す。
細かくジャンル分けしすぎることで、見るもの聞くものを狭めているんじゃないかと。ファンとの出会いを狭めているんじゃないかと、思う。


例えば、スイーツはミルクチョコレート味しか食べません、とか。そんな風に見える。
ホワイトチョコレートだっておいしいし、ジャンル違いの和菓子だって好きでしょう?
和菓子にチョコレートを取り入れたり、洋菓子に抹茶を取り入れたり、そういう冒険が、音楽で例えるならビジュアル系だと思う。

ビジュアル系って、最近は見た目だけみたいに思われてる気がするけど、どんな音楽性も取り入れて、なおかつサウンドだけじゃなく見た目にもこだわる、ほかの音楽にはない高い芸術性と隙の無い世界を作り出せるシーンだと思う。


なのに…

ってはがゆく感じることがたくさんある。

空に輝く星をただの光っている点と思うか、何万光年先の宇宙にあるものと思うか、それだけであの光る点の存在感が変わるように、音楽も捉え方次第で、すごく変わるんじゃないかと思う。