昨日のPLASTICはソールドアウトしていて、ゲストも新旧たくさんの友人知人が集まって、とてもだけど入りきれない感じで。
こういうときはやっぱりチケットを買って見に来てくれてるお客さんが優先で、私たちはエントランスのモニターでライブ観戦、まさにパブリックビュー状態になる。
けど、もちろん音圧はTVのスピーカーを通したものだし、映像もピンボケだし、MCはほとんど聞こえない。
だから扉の向こうでみんなが盛り上がっているのはわかってても、TVの音と防音扉からこぼれ聞こえる歓声だけでは、やっぱりちょっと客観的に見ている感じになってしまう。
もちろんそれでもその場の雰囲気を感じ取れるので、やっぱりこういう大事なライブのときは足を運ぶの。
で、せめて1曲くらいはちゃんとした音で聴きたいなと、姿が見えなくてもいいや、という感じに、ラスト1曲だけキュウキュウの客席に入り込む。
そうするとね、ぶわっと音に体が包み込まれてね、今まで見てきた彼らの姿がフラッシュバックするんだ。
やっぱりライブは、空気も振動させて体で感じるものなのだよ。
だからね、テレビとかDVDとかCDだけでしかバンドに触れていない人は、一度でいいからライブハウスに来てみて。もっともっとたくさんのことを感じられるし、揺さぶられるから。
PLASTIC、2010/7/15大阪MUSEで完全解体。
次、いつ見れるかわかんないから見逃さないでね。