今回メイクコーナーの打ち合わせを進めていくなかで、今年から新しいテーマで作ろう!ということになり、トリトリとバンドとリスクノオトで色んなアイディアを出し合って挑みました。
このやり方をタイトルにするなら何だろうと実はタイトルは撮影がすべて終わってから考えました。
『Reborn to be the Unknown World』
未知の世界へ生まれ変わる
バンドが創る音楽と世界感をHair & MakeスタジオTritt fur Tritt(通称トリトリ)が視覚的に具現化する、一種の錬金術である。
トリトリの錬金術でバンドから純度の高い世界観を抽出し、磨きをかける。
今まで具現化できなかった世界観へ生まれ変わる。
そんな感じかなと。
「錬金術」ってアニメのイメージだと「魔法」みたいな感じがするけど、実は「中世の化学」のことなんですって。今の「化学」ほど明確に「この元素がどうのこうの~」じゃなくて、「コレをこうしてみたら純度の高い金属を抽出できた!」とかそんな感じであったり、肉体や精神を鍛練することも含む言葉だそうで。
トリトリのHair & Makeさんたちが、バンドのコンセプトや音楽、イメージ、キャラクターを見て、それをメンバーの肉体を使って表現するアート。今までバンドメンバーだけでは思いつかなかったアイディアがたくさん出てきて、メンバー達が想像しえなかった未知の世界へ進んでいく。そんな感じ。
イメージを膨らませていくなかで、これはトリトリのユニフォームを制作しているmIRA.さん というデザイナーさんにスタイリストを任せたいと提案をいただいて、mIRA.さんに彼らのイメージにあうブランドから衣装をセレクトしてもらったり、mIRA.さんオリジナルのアイテムを貸し出してもらったり。さらにはSUPPURATE SYSTEM のアクセサリーがさらに世界観を出してくれそう、ということでRYONAIさん にもご協力頂いたりして。
細かいメイクやコンセプトの説明は本誌 を是非ご覧くださいマセ。今回も2P分はフルカラー掲載です。
トリトリブログ やメンバーブログでもオフショット公開が始まりましたし、プロフィール画像も新しくなりました。
Goshi Hiroshi Kozi Hisashi STAFF
MySpace もリニューアル☆
ここからはリスクノオト目線で撮影現場をレポートします。
撮影スタジオは某芸大の設備を使わせていただき、教授 に撮影してもらった。教授でありアーティストなのです。
こうやって照明の加減や写真の色見、構図を最初に確認するのはどのカメラマンさんもやってくれるのだけど、説明の仕方がやっぱり先生っぽかった(^▽^;)
待機中のメンバーはチェキ撮りまくり。先生ったらチェキ撮影にまで背景と照明を貸してくれたの
しかもチェキ撮影なのにヘアメイク直してくれるトリトリのアドちゃん。
このチョーーー豪華チェキがどのタイミングで販売されるかはスイアリSTAFFに確認してね。
メイクの確認用などで顔アップ写真をSTAFF側で撮影したのだけど、HIY様上目づかいでカワイイ。
春泥の半身に描かれた鱗(うろこ)がすごいリアルでキレイだったのだけど、衣装で隠れてしまうので…脱いで頂きました。もはやサービスショット
集合写真はなかなかイメージに合う構図ができなくて、現場の空気が殺伐とした瞬間があったのだけど。そこはさすが先生ってカンジで、理論的に色々試してみようと提案してくれたり。結局個人写真の方がキャラクター性がよく出ていたので、今回集合は使わないことになってしまったけども。かなり試行錯誤したのですよ。
最後に、スイアリの為にmIRA.さんが作ってくれたカラスと、SUPPURATE SYSTEMの爪のようなリングとクラウン。
ご協力頂いた皆様ありがとうございました。