ちょっと贅沢なディナーしましょうってときは今まで結構中華街に行くことが多かった。子供の頃の記憶にはおばあちゃんや叔父さんたちと老舗店の円卓を囲んで食事した記憶が残っていたから、おばあちゃんの命日だし、おばあちゃんが好きだったお店に行くという案も浮かんだんだけど、最近の中華街はあまりに下世話な観光地化、昭和の原宿竹下通りみたいになってきたので、特別なディナーを…って選択肢から外れつつある。

人気と品格、両方を保持するのは難しいな。流行ってある意味では危険なウイルスだ。


中華街を完全否定するわけじゃない。文化の入り交じった雰囲気好きだし、食べ物はあんまりハズレはないし。ただ個人的に、掲載された雑誌の切り抜きが各店舗入り口に貼ってあったり、露骨な宣伝文句とか、ドンキホーテみたいな派手な看板とか、そういうのだらけだとルンルンできないのだ。

横浜セブンスアベニュー最寄りのレストラン街って位置付けになってきたかな。