22回に渡り、犯罪に巻き込まれた場合の「心の条件づけトレーニング」をご紹介してきました。毎回のように言いましたが、犯罪に巻き込まれた場合に生還できる方法は、「必死に抵抗する」「相手の言いなりには絶対にならない」「必死で逃げる」の三つしかありません。


もはや、日本は決して安全な国ではありません。犯罪は他人事ではなく、自分にも降りかかってくる出来事であります。そんな時に「生死」を決めるのは、犯罪に巻き込まれたTきの「心の準備」です。


そのときに準備が出来ていれば生き残る可能性は高くなり、準備が出来ていなければ可能性は低くなるだけです。多くの国の人達は「自分で自分の身を護る」ことは常識になっています。そうでもなければ生きたくても生きられない国も多くあります。


強い者だけが生き残り、弱い者は死んでいきます。弱肉強食の世界は野生動物だの世界ではなく私達の住む人間の世界でも起こっております。しかし、一つ違うのは、私達の世界には利益や欲望を満たすために相手を傷つけ、殺す人間を存在しています。犯罪の専門家は、そのような人間を「捕食者」と呼んでいます。


この世には、捕食者(狼)と犠牲者(羊)しか存在しません。狼は羊を食し決して狙うことを止めたりしません。つい最近まで「子どもの安全」にとても関心を向けられていました。子どもを性犯罪や猟奇的犯罪から守るために、さまざまな対応策が講じられてきました。


安全マップや防犯ブザー、GPSつき携帯などの既存の防衛策はどれほど効果的なのでしょうか?このことについても何が効果が無く、何が効果があるかは述べてきました。


しかし、このような対応策は気弱な捕食者には十分な効果は望めるかもしれません。彼らはあまりリスクを冒さずに、安全に狙える獲物求め場所を転々としまが、攻撃的な捕食者は、獲物を確実に狙うために巧妙かつ計画的に、時には暴力などの強引な手段を用いて狙いを定めます。


対応策が強力になるほど、捕食者の欲望は掻き立てられ、リスクを冒してまでも狩をします。最終的な目的は自分の欲望を満たすことであるため獲物を確保するまでは狩は続けられます。目的が果たされても終わることはなく次の獲物を求め再び狩を続けます。


このような捕食者は私達の周りに多く存在しています。その殆どは羊の皮を被り普通の人間と全く変わらない素振りを見せ周囲に溶け込んでいます。教師や医師、警察や弁護士、近所の気のいいおじさんなど・・・多くの人々は信頼を置くことのできる人物であっても油断なりません。


捕食者はそのような事実を知った上で、信頼のできる人物を装い近づいてきます。中には長い年月をかけ周りの人々の信頼を得てから犯行に及ぶケースもあります。


当然、彼らのような人ばかりではなく、会社の同僚や上司、恋人、友達の中にも捕食者やその予備軍が姿を潜め捕食のチャンスを伺っています。しかし、彼らも私達と同じ人間であり仲間でもあいます。人は心の奥底に秘めた願望や欲望が制御できなくなると誰もが人を殺してしまう危険があります。


誰もが一度くらいは、「殴りたい気持」や「殺したい気持」を持ったことがあると思います。もし、その条件が整い、状況や環境が許せば、人は平気で殺傷できる残虐な生き物です。


歴史的にもその事実は明確に物語っており、国益や欲望を満たすために、同民族や他民族を戦(いくさ)戦争という大義名分のなかさまざまな手段を用いて殺し合いをしてきました。


しかしながら、私達の住む世界は一応秩序が保たれている世界でありますが、捕食者と呼ばれる人達が存在しているのは明らかでありますが、捕食者の容姿や言動をパターンを把握することで犯行の予測が可能となり、被害者になる確率を最小限に抑えることができます。


次回は、そのような捕食者を専門的な分析から事前に探し出す方法を教えていこうと考えています。


犯行に巻き込まれ、何もせずに時間が経てば経つほど、状況は被害者にとって不利になります。そして、もし被害者が別の場所に連れて行かれたら、その現場は貴方にとって最悪の状況になります。


最初に襲われた場所では、まだ逃げるチャンスは十分にあります。しかし、その場所から移動させられ後では逃げるチャンスは殆どありません。


犯人が場所を変える意味は「目撃者」と「邪魔が入ること」を避けたいからです。人目から遠避け被害者を隔離してしまえば、犯人は自分の思うままにコントロールできます。


その現場では、殺人、強姦、時として拷問などの残虐行為に及ぶ場合もあります。もし、犯人が被害者を連れ次の場所に移動しようとするなら、必ず計画性のある犯行であり犯人とっては安全性の高い場所といえます。


計画が綿密な計画であれば、第二、第三の計画があると思って下さい。従って、犯罪に巻き込まれた時は絶対に場所を移動させてはなりません。もし、移動させられそうになったら、あらゆるリスクを冒してでも抵抗し、絶対に犯人の思う通りになってはいけません。


その時は、ケガをすることも覚悟し、刺されること可能性や撃たれる可能性も覚悟し抵抗し逃げることだけを考えて下さい。この選択は確かに恐ろしい選択かもしれませんが、第二現場ではそれ以上の恐ろしい現場になることは確実です。


犯人がやろうとすることには、必ず抵抗し大声を出します。最悪、車の乗せられてしまった場合には、車が発進してスピードを出す前(15キロ~25キロ)に運転の邪魔をして車をどこかに衝突させることです。他の車や障害物に衝突させることです。とにかく激しくぶつかり車を破壊するか、騒ぎを起こすことが一番良い方法です。

衝突により精神的なプレッシャーを犯人にかけることが大切です。

田辺まりこ「セクシャル・アカデミー・プレゼンツ」


犯罪が起こった時の超実践対処術


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二部構成で『自分自身と大切な人の身を守ること』について、学ぶセミナーが開催されます。

第一部は『プロファイリングで相手の問題点を見抜く方法』
第二部は『起きてしまった犯罪から身を守る「心の条件付け」』

<日時>
10月31日(日)18時30分~21時30分

<費用>
49800円

<開催場所>
アインソフ(ainsoph.ginza)銀座 3階(room ainsoph)
東京都中央区銀座4-12-1
TEL:03-6228-4241

<お申込方法>
le_hashlim@yahoo.co.jp に「犯罪が起こった時の超実践対処術 申込み」とメールを頂ければ、詳しい申込み方法をお知らせいたします。