今年、鬼滅の刃大ヒットで社会現象にもなりましたね。
主人公の炭治郎は、今まで流行ってきたアニメの中で
そんなに頼り甲斐がある強さを持った主人公ではなかったように思います。
今までは主人公たちが自分が強くなるために敵と戦ったり、宝などを手に入れるために強くなって戦う描写が多かったのですが
鬼滅の刃は鬼になった妹を人間にしたい。という思いのみで戦っていたように思います。
今までは所有すること、戦いに勝って自分の強さをアピールすることに価値が置いていた時代から
そんなことよりも誰かを思う気持ちや、愛する気持ちに重きが置いていく時代になっていく気がします。
なぜなら、私たちの意識が無意識に本当はそこを求めているのだと思います。
誰かに勝ったから強い自分、価値のある自分。という時代から、みんなすでにそれぞれ価値のある人。という認識に変化していくことを深層心理では求めていることが鬼滅の刃の大ヒットにが象徴してるような気もします。
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