今日、なんとなくテレビを見ていたら
『源氏物語』の紫式部について特集があっていました。
そこで、紫式部の日記から、
紫式部が当時考えていたことが分かって
その時代に生きる女の悩みを聞いていて
今と何にも変わっていないな〜。と衝撃を受けました。
１０００年も経ってるのに
悩みが同じ。ということは、これまでやってきた考え方、ものの見方じゃ
私たちの本質にたどり着けないってことだな〜と改めて思いました。
紫式部は幼少期、漢文など覚えるのが早くて、
父が弟に教えているのを聞いてすぐ吸収していたそうです。
（当時は、女のこは勉強できる身分じゃなかった）
だけど、そんな勉強のできる紫式部に、父から
『お前が女の子で生まれたことが俺にとっての不運だ。』
と言われたそうで、これに傷ついた式部は
それから自分の好きや、才能を隠すようになりました。
そして、紫式部は大人になって結婚して
子供が生まれたのですが
夫が結婚してわずか３年で亡くなったそうで
その時も
インテリな女は男運に恵まれない。
という、揶揄されていたようです。
なんか、こんな話を聞いていると
1000年前から全く変わっていないな〜。とつくづく思いました。
紫式部はいろいろな大切な人が亡くなったり
才女だったりしたために、
宮殿内でもいじめにあっていたみたいで
５ヶ月ほど家に引きこもっていたそうです。
そんな、紫式部を救ったのは
『観察』することだったそう。
当時、清少納言など紫式部と同じ時代に生きていた人にとっての幸せとは
『条件のいい男と結婚すること』
これが常識でした。
何回聞いても、本当に1000年前のこと？って思う！笑
でも、紫式部はその『幸せ』を疑ったそうです。
果たして、女にとっての幸せは
玉の輿に乗ることなのか？と
それが本当の幸せなのか？と疑い、
自問し続けた紫式部の話を聞いて
なんだかとても嬉しかった♡
三連休はお祭り三昧だった♡
太鼓と鐘の音が大好き♡ずーっと聞いてられる。
山車はライトアップされる夜も綺麗♡
1000年前からの常識も同じだが、
真の幸せに気づく方法は『自問し観察すること』だ。ということも
1000年前から変わっていない。
また、玉の輿に乗る人が幸せかどうかは置いておいて
玉の輿に乗る人はたくさんの苦労を引き換えしている。と話も出てきて
『幸せは苦労したら手に入る』
『何かと引き換えでやっと幸せになれる』
という当たり前とも思われるような観念は
1000年も前から何も変わっていないんだな〜。
と思いました。
１０００年間人々が苦しんでいたなら
それが、本当なのか？ってそろそろ疑ってもいいと思う。
1000年信じていたから本当だ！！！ではなくて
1000年間も同じ悩みって、それ本当なのか？！って疑う。
だって、１０００年間苦しんでも解決しなかったんだもん。
悩み苦しむことは解決ではなく、
本当なのか？と疑う力。
これは真実を見る目を思い出す♡👀
少なくとも１０００年間は忘れていた人が多かったのだから♡
いい男と結婚したら幸せになれる？
男より仕事や勉強ができたら、稼げたら女は嫌われる？
苦労したらやっと幸せが訪れる？
こうやって１つずつ疑っていく。
疑うには、洞察力が必要だな〜。と思うのですが
洞察力ってなんだろう？と思った時に
洞察力って、自分の内側を丁寧に観ていくことなんだな〜と思いました。
自分にとって不快なことは信じなくていいんだよ♡
自分にとって気分のいいことを信じていいんだよ♡
今までそれはダメなこと。って肌で感じてきたかもしれないけど
その肌で感じた不快な感覚を
自分の快に活かせる♡
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