何を血迷ったか

金〜土(26時間)

日〜月(24時間)の連続当直を入れてしまった私。

 

日付が変わった土曜日1時半に

やぁぁぁ〜〜〜〜〜っと当直室のベッドに横になって

一瞬でバタンキュー。

ベッドの中でヌクヌクと束の間の休息を満喫していたら

案の定電話の呼び鈴が。。。

 

「asahi起こしてごめん〜。

痔のオペ後の患者さんが出血してて包帯交換したんだけど。。。

見にきてくれる?」

 

「あ〜?ふぇ〜?何?何だって?え?何時?何が?」

 

もう寝ぼけすぎて自分が今どこにいるのかを理解するのに苦労苦労。

 

二度寝しそうになりましたが

やっと状況が理解できて

気力を振り絞ってベッドからズルズルっと這い出して時計を見ると

2時。。。。って!!!

 

「30分も寝れてないやんけ〜〜〜!」と白衣を羽織りながら一人でつっこむ。

 

患者さんの病室に行くと

お尻の穴周辺の傷からそれなりの出血

 

幸い患者さんの状態もバイタルも安定。

 

が・・・・部屋の照明が暗すぎて

お尻の割れ目の奥の様子がわからなかったので

看護師君に「ランプあったら患部照らしてくれる?」ときくと

 

さっとポケットから瞳孔反射をみる用のペンライトを出し

一生懸命照らしてくれたけれど・・・

 

私もリスクを承知で

必死にギリギリまで顔を近づけて覗き込んだけど・・・・

 

「いや・・・ごめん。なんも見えん。。」

 

もう電池切れそうな薄っすらな黄色い光・・・そりゃダメだ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

瞳孔も反射しなそうな儚い光。。。

 

患部の状況を確認しないと対応もできないので

救急外来に連絡し

オペ用照明のある処置室にベットごと移動させてもらい

やっとギラギラの光の下でお尻の状況確認ができました

 

 

 

お尻の穴の奥からの動脈性の出血だったのか

しばし圧迫しても止まる気配がなかったので

一般外科の上級医の先生に連絡し緊急オペの手配

 

その後オペ開始の夜中3時過ぎまで

 

私・・・・・・小一時間・・・・・・・

 

片手で同意書をとったり電話をかけたり

そしてもう片方の手でそう。。。

 

 

 

ずっと患者さんのお尻の穴押さえてましたよ。。。。

 

 

 

 

その時の絵が

患者さんが元気でいらっしゃる今となれば

滑稽に思い出されるらしく

下ネタが大好物の看護師さんたちに

「asahi、お尻に拳丸ごと入れるんだもん。あ〜〜〜おかしい〜!」

とイジラれたそんな昨日の当直でした

 

 

ここで誤解を招かないように

拳・・・・「外から」押さえていただけで・・・す。。本当に。。。

手袋もしてます。

ビニールのエプロンもしてます。。。。

 

「止むを得ず」押し当ててただけです。。。。

 

正真正銘の医療行為の範囲内の救急対応です。

 

本当ですって〜。。。。

 

 

 

 

そんな週末二連続当直から戻った今朝

クリスマスの時期に挑戦したある発酵菓子を再度焼きました

 

 

一度職場に持っていって以来

職場の皆から「あのレーズンパンめっちゃ美味しかった。」

「昔懐かしい元祖レーズンパンの味そのものだったぁ。」

何日にもわたってポジティブなフィードバックが止まず・・・

 

みなさん・・・余韻にガッツリと浸っています。

 

 

あまりにみんなが名残惜しそうにしているので

材料も揃っていることだし

もう一度作って持って行こうかな〜と閃いたのでした

 

 

その大人気焼き菓子が何かというと・・・・・・

 

 

.:*:.パネトーネ.:*:.

 

前年まではシュトレンを焼いていたのですが

今年はずっと作ってみたかったパネトーネを

 

今回参考にさせていただいたレシピはこちら☆

 

 

 

 

 

 

以前購入したままになっていた紙型が

動画内で使用されているカップより大きめだったので

我が家では材料を1.5倍に換算して

焼き時間を4分ほど長めにとり作っています

 

 

オリジナルレシピの分量を1.5倍に換算し

我が家の条件で作りやすい内容に調整したものはコチラ♪

 

*レシピ*

~生地

・強力粉 450g マニトバ 粉使用 

・塩 4g

・ぬるま湯  110g

・ぬるめの100% オレンジジュース130g

・ドライイースト 6,5g

・砂糖 45g

・全卵1つ分と卵黄1つを混ぜ

 そこへ分けておいた卵白をすべての合計が80gになるようにする

 (少し余った卵白は焼く直前に生地に塗ります)

・無塩バター 67g 溶かしておく

 

~ トッピング

・お好みのドライフルーツ200g(オレンジピール、レーズン、クランベリーなど) 

・アーモンドスライス 30g (オーブントースターで短時間ローストする)

 

*作り方はほぼ動画の通りですが少し違う部分はこんなところ♪*

捏ねの作業はもっぱらkitchenaidにお任せです。

中速で10分弱捏ねると水分多めの生地もまとまりフワトロな触感に。

 

ドライフルーツなどは数回に分けて入れると均等に生地に馴染みやすいです。

私は作業マットの上に出してまとめています。

 

ぷくっと可愛く発酵しました♪

 

ドライフルーツなどが表面に出ないように丸めて型へおさめ

さらに縁の高さの少し下くらいになるまで発酵させます

 

表面に余っていた卵白を塗り

カッターなどで十字に切れ目を入れ

溝に小さくカットしたバターをのせ

さらに表面にアーモンドスライスなどをお好みでパラリとしたらオーブンへ♪

今回はもう少し高さを出したかったので

この写真よりももう少し発酵させた状態で焼きました。

 

焼き時間は20分だと中がまだ若干焼きあがっていない感じがしたので

今日は24分で調整。

明日職場で中をチェックするまで完成の度合いはわかりませんが

いい具合にしっとりふわっとしているといいな〜

 

 

そんなこんなで焼きあがったのがコチラ.:*:.

 

 

こちらはアドベントの時期に作った第一弾の写真なので

クリスマスクッキーも一緒です(*´∀`*)

 

 

イタリアの伝統的な発酵焼き菓子のパネトーネ

 

実は本物を食べたことがありません。。

 

なのでどれだけ再現できているのかもわからず。。。

 

ただ・・

 

ドイツ人の皆さんは

若干の人違い感は否めませんが

「Originale Rosinenbrötchen〜!(本場のレーズンパンだ〜)」

信じ切って喜んでくれているので

それはそれでいいのかも(*゚∀゚*)

 

って・・本場のレーズンパンって何だい??

 

 

というわけで

一つはパウルが仕事場へ

そしてもう一つは救急外来へ

そして病棟には・・・・・・

 

 

 

 

そろそろ甘酒カンパーニュ焼きあがるところです(*´∀`*)

 

 

 

遊んでばかりいないで

少しは勉強もしなさいと怒られそうです٩( ᐛ )و