【数学】教科書傍用問題集から考える数学の勉強法 《武田塾・CASTDICE》 | 生きるチカラ

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今回は教科書傍用問題集についてです。

賛否両論・・・というわけではなく、武田塾でもCASTDICE でも否定的な意見しかありません。

この教科書傍用問題集の否定的意見から「数学の勉強法」について改めて考えたいと思っています。

 

教科書傍用問題集が批判的なのは、まず、解説が詳しくないことです。

解説が詳しくないため、読んでも理解できないのです。

通常なら10行ほどある解説が2~3行で終わっています。

勉強している最中に、わからない度に止まってしまい、勉強効率が悪くなってしまいます。

伊藤さんも高校生のとき、わからない問題の解説を読みますが「なぜそうなるのか・・・」「どういうこと・・・」と疑問に思っていたそうです。

 

なぜそうなるのか・・・(理由説明)」「どういうこと・・・(内容説明)」。

こう疑問に思うことは非常に良いことだと思います。

親や先生なら、子どもや生徒に対して、数式を指さしながら「なんでそうなるの?」「これってどういうこと?」と質問するのもいいと思います。

簡略された解答を見ながら「なぜ・・・?」「どういこと・・・?」と必死に読解していたのだと思います。

数学の偏差値70に絶対に必要なセンス・不必要なセンス」で紹介したように、偏差値70にこだわる必要はありませんが、数学にも読解力が必要です。

問題を読み解く力と解答・解説を読み解く力です。

 

そして、「数学」は問題を解いているときに伸びるのではなく、できなかった問題をできるようにする過程で伸びると続きます。

「できなかった問題をできるようにする過程」とは、解答・解説を読みながら、「なぜそうなるのか・・・?」「どういうこと・・・?」と頭をフル回転しながら考えることです。

数学の「考える」とは「手を動かしながら考える」ことです。

 

「できない問題をできるようにする過程」で伸びるのに、解説が詳しくないので教科書傍用問題集はダメだという結論になります。

さらに、詳しくない解答すら生徒に配られないのなら、やる必要はないとなるのです。

 

『基礎問題精講』や『青チャート』なども網羅系参考書は1問1問が独立しています。

類題は、問題や例題の下にある”練習問題”や”練習”の1問だけになります。

だから、もう少し類題を解きたいと思ったときに教科書傍用問題集から探し出し解く、という使い方ができるのです。

武田塾もCASTDIC も同じようなことを言っています。

それしか使いようがありません。

 

今回のブログを整理し直すと、

「数学」は、問題を解いているときに伸びるのではなく、できなかった問題をできるようにする過程で伸びるのです。

その過程で、解答・解説を読みながら「なぜそうなるのか・・・」「どういうこと・・・」と疑問に思いながら読解を進めていきます。

数学における、英語で言うところの「英単語(語彙・数学用語)」や「英文法(概念・考え方・ルール)」は何なのかを考えながら勉強します。

数学は論理的な教科です。

そうする根拠が必ずあります。この根拠を結んでいきます。

何となく解くのではなく、この根拠を意識して解きすすめます。

 

範囲学習では、数学用語の定義や意味、使い方などを覚えます。そして、概念や考え方などを覚えます。

網羅系参考書に入り、典型問題の解き方を覚えます。

これは、範囲学習で学んだ数学用語や概念・考え方を知識として、その知識の使い方を学ぶのです。

範囲学習の知識を使うことにより問題の解き方を学び、覚えます。今度はこれらが解き方の知識となります。

アウトプットの参考書に入り、網羅系参考書学んだ知識(解き方)を使って問題を解きます。知識(解き方)の使い方を学び、覚えます。

さらにハイレベルな参考書に入ったり、過去問に入ったりします。

知識を覚え、使い方を身につけます。

各問題の解説を読みながら「なぜそうなるのか・・・」「どういうこと・・・」と疑問に思いながら学習を進めていきます。

レベルが上がってくると、一人で悩み・考えるより塾・予備校や学校の先生に質問するのが効率的なの知れません。

西きょうじ先生への10の質問(後編)」の質問⑧ で言っているように、入試で出るころは無限では無く有限個数なので、できないことを1個づつ攻略することが志望校合格への道のりです。

 

「範囲学習」、「網羅系参考書(典型問題)」、「アウトプット用参考書」「過去問」などの役割をしっかりと認識し、正しい勉強法で勉強する必要があります。

網羅系参考書の役割がわかっていれば「『基礎問題精講』の勉強法」にあるように、解きっぱなしにしたり、解答を写すだけになったり、復習しないということはないはずです。

 

数学は論理的な教科です。

問題から解答に達するまでの流れの一つ一つの操作に意味・理由があります。

問題から解答に達するまでの流れを言葉で説明できます。言語化できるのです。

「どう考えるのか」「なぜそうするのか」・・・ 

 

数学は、計算の仕方・公式を覚える、計算するではありません。

 

 

1つ目の紹介動画:武田塾 

■数学の教科書・傍用問題集が使えなさすぎる!!■ 

 今回 高田が怒っています。

 学校の先生たちに怒っています。

 数学の教科書・傍用問題集が使えなさすぎる。何であんなの配ってんの?  

 学校で有名な傍用問題集は『4STEP』『サクシード』『クリアー』『3TRIAL』・・・ 

 みなさんの学校で配られている人も多いかと思います。

 伊藤先生は何が配られていましたか? 

 伊:私(都立西高校)は『マスグレード』です。

 マスグレード? 初めて聞きました。 

 伊:誰も使っていないと思います。

   私の学校では『マスグレ』と呼んでいました。 

 『マスグレ』・・・。略称まであるんですね。 

 この前 伊藤先生と『青チャート』『Focus Gold』は、どんな人ならできるのかという動画を撮った。

 (「『青チャート・Focus Gold』をやる人の条件」)

 あの動画でも『青チャート』『Focus Gold』は量が多いから気を付けよう・・・ 

 『基礎問題精講』などの薄い本が良いと話しました。 

 高田先生は100歩譲って、『青チャート』『Focus Gold』をやれる人なら凄く良い本だと思う。 

 ただ、高田先生は『サクシード』『4STEP』は良いところがなさ過ぎる

 何でこの本を配ってるの?  

 怒りがありまして・・・一方 学校で一生懸命やっている人たちがいる・・・目を覚ませ

 そんな動画にしたいと思います。もしかしたら炎上するかもしれないですけど・・・  

 伊藤先生の見解も含めて話を聞いていきたいと思います。  

 

[解説を読んでもわからない]

  高:まず怒っているのが解説です

    『マスグレ』の解説はどうでしたか? 

  伊:凄く限られた場所に、ちょっとした式と答え、終わり。

  高:普通の良い参考書なら10行くらいある解説が・・・ 

    学校の『4STEP』『サクシード』『マスグレ』のような傍用問題集だと・・・ 

    10行あるはずの解説が2~3行になっている。 

    ここからどうなった? ということが結構ある。 

    何が良くないかというと、高校生はその都度 わからないと止まってしまう

    先生に聞いて教えてもらったり・・・わからないかた止めてしまったり・・・ 

    悩んで時間をかけてしまう。

    効率が悪い

    その辺どう思いますか? 

  伊:伊藤先生も学校で「やれ」と言われて・・・宿題だからやらなきゃいけないので解くんですよ・・・ 

    数学が苦手か得意かに関わらず・・・伊藤先生はそこまで苦手では無かったのに・・・ 

    解説を読んでもわからない・・・

    解けなかった問題の解説を読んで・・・「何でその式になるの?」・・・まず一歩目からわからない。 

    わかったとしても式変形が、なぜそうなるのかわからなくて・・・30分くらい考えたり・・・ 

    あとはネットで質問できるサービスで・・・どういうことか質問したり・探したりして・・・ 

    一人で勉強すると傍用問題集の解説を理解するのに時間がかかる。  

  高:東大 理系に後々 受かる伊藤先生でも高校生時代にわからず苦労していた・・・ 

  伊:今 思うと凄く時間を無駄にしていた。

    解説がわからない時間が本当に無駄!  

    わからないから自分で考えても答えが出ない。 

    考えて意味のある時間もあるけど、解説の式変形がわからなくて考えている時間はいらない。 

    その時間があるんだったら、もう1問 もう2問 解けますよね?という話ですね。 

  高:学校の先生は「考える時間が大事なんだ!」と言うかも知れませんが・・・ 

    式変形にそんなに悩んでいる時間は、考える時間というの?・・・ 

    それよりは解説がわかりやすい問題集を最初から使った方がいいよね?・・・

    そういうことですよね?・・・ 

  伊:わかりにくい解説を使う必要はない。 

 

[学校の先生にお願いしたいこと] 

  高:高田先生が少し思うのは・・・学校のグチになってしまうのですが・・・ 

    先生たちは色々な事情があってそうしていると思うので仕方ないと思いますが・・・ 

    学校から解説をもらえるじゃないですか?・・・ 

    高田先生の学校は定期テストの1週間前に初めて解説がもらえた。 

    伊藤先生の学校はどうでしたか? 

  伊:伊藤先生の学校は最初から配られていた。

    伊藤先生が教えている生徒は、解説をもらえていない人が結構います。 

  高:いますよね?・・・これ結構ヤバいなと思って・・・ 

    解説がない状態で・・・数学は解いているときに伸びるのではなくて・・・ 

    できなかった問題をできるようにするときに伸びる・・・だから解説は絶対に必要!。 

    「この問題はこういう風に考えてこう解くのか」「これ再現できるようにするぞ」・・・ 

    ここで初めて1問1問 解く力が増えていく・・・ 

    解説が配られてなかったら、それすらもできない。

  伊:合っているか間違っているかもわからないし・・・ 

    まず、復習ができないから、解きっぱなしになってしまう。 

    傍用問題集を使うレベルということは、まだまだ基礎の段階

    そのときに自分で考えられることは、たかが知れている

    合っているか間違っているかわからなくて放置して、暗記してしまうくらいなら・・・ 

    ちゃんと解説を見てやるべきです。 

  高:学校の先生たち・・・すぐに解説を配ってください。

    解説を見ながら写してしまう生徒もいるかも知れないが・・・それはその生徒が悪い・・・ 

    勉強のやる気がある生徒とない生徒がクラスにいたら・・・

    やる気のある生徒に合わせて欲しい・・・それを学校の先生にお願いしたい。 

 

[量が多すぎる] 

  高:あともう一つ傍用問題集の良くないところがある。 

    量が多すぎる。 

    数学は繰り返し繰り返し問題を解いて・・・ 

    初めて一冊の参考書・問題集が完璧になって成績が上がる

    傍用問題集の量を完璧にできる高校生は、いったい何人いるのか? 

    伊藤先生は終わりました? 

  伊:私は終わっていない。

    宿題で「全部解け」と言われたが、無視していた

    簡単過ぎる問題はやらない

    わからないかもというものだけ解く。

  高:ページの下の方にある問題とか、少し難しかったりもする・・・ 

    逆に難しい問題を省いても良い。 

  伊:自分がどのレベルの問題が必要なのか、考えて見極めて欲しい。

  高:解説の詳しさと量・・・

    この2つにおいて数学の参考書として良くないと思う部分があるので・・・警鐘を鳴らしたい。 

    学校の傍用問題集を一生懸命やっていませんか? 

    それよりもっと効率の良い方法があるから・・・傍用問題集は使わないでね!ということを・・・ 

    この動画を通して伝えたいと思っています。 」

 

[傍用問題集の良い使い方] 

  高:次の話題ですが・・・ 

    傍用問題集の良い使い方について話したいと思います。

  高:高田先生は計算練習としてならアリかなと思っています。

    伊藤先生はどうですか? 

  伊:教科書の続きだと考える・・・ 

    傍用問題集というのは、自力では解けない・・・解けたとしても・・・ 

    解説は自力で勉強する用に作られていない。 

    「教科書の内容を理解しているからわかるよね?」・・・ 

    「授業の内容ができているから、この続きで解けるよね?」・・・という感じ。

    傍用問題集をやるとしたら、教科書の内容を理解して復習してから解く・・・ 

    もしくは、教科書や授業の内容が理解できているかの確認として・・・ 

    公式の確認として・・・そのレベルで使うのならアリだと思う。 

  高:数学でいうもっと薄い良い参考書・・・『基礎問題精講』『青チャート』『Focus Gold』・・・ 

    解説が詳しい参考書で一通り解き方はマスターした・・・その演習として使う。

    正直 わかりずらい解説でも、解説がなくても大丈夫なレベルまで仕上げて・・・ 

    確認や演習で取り組む。

    教科書でも良いし、学校の授業でも・・・それができるのなら良いし・・・ 

    数学のわかりやすい参考書でも良い・・・ 

    解説がなくても大丈夫なレベルまで仕上げて、その確認や演習で取り組む

    あの量をしっかり手を動かして計算していけば、結構な力は身につく。

    高田先生だったらΣ 計算が苦手で・・・数列の範囲で・・・よく計算ミスをしてしまった。

    sin cos の計算も苦手で・・・そういうところは傍用問題集で量をこなして・・・ 

    計算に慣れてよかったな! と思ったりする。

  伊:確かにそのような苦手分野がある。

    積分だったり、数列や三角関数の慣れが必要な変換とか・・・ 

    そういうものを宿題として与えられて、何回も何回も忘れながら思い出して・・・ 

    慣れつつ繰り返すことで・・・

    テストや難しい問題のときにスラスラ解けるようになったので・・・ 

    慣れの練習にはなった。 

  高:メインの問題集としては使わない。

    傍用問題集はあくまで追加でやる問題集だという・・・立ち位置を間違えないように・・・ 

    特に受験の情報がない高校生・・・盲目的にやってしまう問題集・・・ 

  伊:学校で配られたから、これが良いんだろうと思って・・・ 

    解くのも、解説を読むのも時間をかけてしまうと思うが・・・時間のかけすぎに注意

 

  色々な情報を調べて、自分に合った参考書を見つけてやる方が効率が良い。

 

 

[今回のまとめ] 

 ・傍用問題集は量が多く解説を理解するのに時間がかかる! 

 ・どのレベルの問題が必要なのか考えて見極めることが重要! 

 ・傍用問題集は教科書の続きの追加の練習として使おう! 

 

 

2つ目の紹介動画:CASTDICE 

■学校で配られても「やらなくて良い」参考書10選■ 

 「やらなくて良い」とは「他の勉強をして欲しい」ということです。

 新学期を迎えました。学校から問題集・参考書を色々 配られます・・・

 問題集そのものが悪いかどうかという点は置いておいて・・・ 

 新学期に配られて、「やれ」と言われても「ちょっとねぇ」みたいなところも・・・ 

 

 【企画】・配られてもすぐにやらなくても良い参考書を紹介(* やるな、ではありません) 

     ・明らかにコッチの方が良いという参考書、先生の指示が曖昧になりがちな参考書など 

 

 今回の話はあくまでも「やらなくて良い」であって「やるな」と言っているわけではない。

 学校の宿題として出ていて、それをやっているから悪いと言いたいわけではない。

 他の参考書・問題集をやった方が効果があるのじゃないの?という話をしているだけ・・・ 

 

 「やらなくて良い」ってそもそもどんなものがあるの? 

  ・市販で明確にそれよりも良いものがある 

  ・解説が薄い、無駄に高難易度、量が多い、一人で進めづらい・・・ 

 

[数学] 

  ・『4STEP』

  ・『サクシード』 

  ・『クリアー』

  ・『アドバンス』

 

  これらは同系統。

  2人に1人くらいは持っているのではないか・・・もっと持っているかも・・・  

  これら以外にも似ているものはたくさんある。

  解説が薄い系参考書の代表格。

  めちゃめちゃ簡単なわけではない。

   → 超基礎参考書として配布される 

   → それなりの問題も入っている 

      → 見極めが難しい 

  学校の授業の進度に合わせて、これだけやっていって上手くい人は・・・他の参考書でも上手くいく。

  だから、この参考書だから上手くいく人は、ほぼ見ない。 

  例えば、『基礎問』をやりました・・・どうしても同レベルの演習量を増やしたい人・・・ 

  であれば、もしかしたらやる価値はある。

  それであっても他の問題集で代替できる。 

 

  ・『赤チャート』 

 

  配られた時点で『赤チャート』レベルの人は存在しない。 

   → なんで配るのですかね? 

      → そもそも配るようなものではない・・・ 

  『青チャート』『黄チャート』ならわかる・・・ 

  『青チャート』を配るのに適した学校で『青チャート』を配っているケースの方が少ない。

  配るということは全員にやらせるということ

   → それなりの進学校で『黄チャート』 

   → 『青チャート』は本当の超一部の進学校だけ 

      → その進学校でも「塾でやっていくんだろ」というのがわかっている 

  『赤チャート』を配っていい学校はほぼない。

  気になるのが”動画教材”が『赤チャート』だけない。 

   → そこでもやりづらさがある 

  使い方を考えると・・・ 

   解法の辞書として使う・・・ 

   苦手分野の類題探しに使う・・・ 

  この使い方もほとんどの人は『青チャート』の方が良い・・・ 

  受験期に苦手分野の類題探しをするくらいしか活用方法がない・・・ 

   → 類題も別の参考書で探せば良い・・・ 

 

  ・『スタンダード 数学 演習』(数研出版) 

 

  先ほどの『4STEP』などの強化版。

  解説がかなり薄い割に問題がかなり難しい・・・ 

  先生によっては「この説明で理解できることが重要だ」と言うことがある・・・ 

   → そのレベルに到達した上で、この参考書の説明で理解できるレベルになっていた・・・ 

     ことが重要かも知れないが、それをこの参考書でやる必要はない 

  確認教材としては良いかも知れないが・・・ 

  この教材を使ってそのレベルまで上げていくのには向いていない。

  問題の質は良い。 

   → どうしても演習量を増やしたい数学強者は触れても良いかも? 

 

 参考書の名前を色々 挙げてきましたが、答えを奪われたらやらなくて良いです。 

  → どんな素晴らしい参考書でも答えを奪われたらやらなくて良い 

 

[英語] 

  ・『アップリフト』

  ・『やっておきたい』シリーズ  

 

  似たような参考書はたくさんあるので、その一例だと思ってください。

  英語長文の参考書で文章そのものに対する解説が少ない参考書。 

   → 解説が詳しくない参考書を早い段階でやるのはオススメできない 

  『Solution』『The Rules』『ハイパートレーニング』『レベル別』などがオススメ。

  絶対にやるなというものではない。

   → この参考書をやる前にオススメをやってからやる教材 

      → もし、オススメ教材をやったら「過去問」に入ってもよい 

  解説が少ないものを配るということは、学校の先生が自分で説明したいのだろう・・・ 

   → その意図は生徒にとっては意味がない・・・ 

 

  ・『スクランブル』

  ・『ネクステージ』

  ・『ヴィンテージ』 

 

  文法の参考書。 

  解説が少ない割に問題数が多い。 

  学校の文法の授業は系統だって教えるわけではない。 

   → バラバラに教える 

  そういう状態でこれらの文法書を配られてもなかなか難しい。 

  「スタディサプリ」で勉強したり・・・ 

  『英文法 ポラリス』のような解説がしっかりしていてわかりやすい参考書で勉強する・・・ 

  そもそも「スタディサプリ」『英文法 ポラリス』などで十分・・・

  志望校で文法問題が出題されるのなら取り組んでも良いかも・・・ 

 

  やってもいいが、段取りを決めてやらないと・・・・ 

   → よくわからないのが初手でやること・・・ 

      → ex. 関係詞がわかっていないのに関係詞をやらせる 

  これらの参考書は記号(番号)問題になっている。

   → 頑張って記号(番号)を覚えてしまう 

 

  ・『エヴァーグルーン』 

 

  学校の先生が「とにかく読め」と言いがち・・・ 

   → 読まなくて良い 

  まとまった(体系的に)英文法を理解して・・・『ネクスト』などをやる中で・・・ 

  「これなんだっけ?」「これ忘れているな?」というときに・・・ 

  『エヴァグリーン』で調べる。

   → 辞書的に使う 

  先生からすると、これを読ませるのは楽・・・ 

   → やってこれた生徒は成績が伸びる 

 

  ここまでで10冊になる・・・

  理科は配られてやっても・・・というのはない。

  社会はそもそも配られない。

 

  ナカハシさんの考えでは」、文系の人は「理科の参考書」はあまりやらなくて良いと思っている。

   → 『セミナー』や『リードα』は普通に難しい 

   → 発展レベルまでやることが前提になっているので・・・ 

   → 基礎レベルでもそこそこの難易度がある 

  高1・高2の段階で理科基礎を勉強しても受験まで覚えている人を見たことがない。 

   → 理科基礎は高2の終わり・高3くらいから勉強しても良いと思っている 

 

 今回は学校で配られてもすぐにやらなくても良い・・・

 もしくは、やり方を考えようという問題集・参考書を紹介しました。

 学校教材の全てが悪いというわけはありません。

 勉強のやり方を間違えるとどんどん時間を浪費してしまう、注意して取り組んで欲しい。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

武田塾:【高田の怒り】学校数学の教材は難しすぎる(2023/4/23)(8:00) 

 

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