久々の「CASTDICE」の中高一貫校に関する動画紹介です。

今回の4つの動画は、難関中高一貫校を目指す生徒あるいは既に難関中高一貫校に通ている生徒向けです。

公立中学校・高校に通う生徒も参考になります。 

動画が公開された順番は 「3」 → 「4」 → 「2」 → 「1」 です。

 

1つ目の動画は中高一貫校のメリットについてです。

① 「先取り学習」が当たり前、② 高校受験が無い、③ 部活が早く終わる の3点を挙げています。

ぼくが通っていた地方公立高校であるぼくの母校は部活が必須ではありませんでした。 以前紹介した「武田塾」の林塾長も負担の少ない部活動を行い、高1から大学受験シフトを組んでいました・笑。

今となっては高校受験が無いことによる6年間カリキュラム(「先取り学習」)の利点はよく分かります。

 

2つ目の動画は中高一貫校に通う中1生~高1生向けにやっておいてほしいことリストです。

①の「目標(志望大学)を明確」にするは公立中学・高校生でも大切です。 高校受験を控える中学生に大学受験は想定しにくいかもしれませんが、国公立なのか私立なのか、文系なのか理系なのかなど受験科目に影響します。

②~④は「先取り学習」、 ⑤は「」についてです。

中高一貫校であれば「英語」と「数学」の「先取り学習」はいまや一般的のようです。 これよりもさらに「先取り」するなら、通常の学習に加え学校が休みの土日祝や夏休みなどの長期休暇を利用した学習が考えられます。

期待される”塾”はスピードの速さが求められています。 

先行するなら逃げ切る、追いかけるなら追い越し先行する。

⑥の「学校の行事などスケジュール」を把握することは、学習計画作成に不可欠です。

そして⑦の「一緒に頑張れる友達」はぼくも重要だと思います。

首都圏の超難関中高一貫校に通う場合も仲のいい友達は実は学校ではなく「鉄緑会」のような塾の友達ということもあるようです。 いわば受験部(クラブ)に参加している仲間のような感じでしょう。 もう一つの部活動です。

地方の公立中学校に通っているなら大学受験を見据えた勉強をしている人はあまりいないと思います。 そういった塾をはじめとする環境が揃ってないからです。 まずは目先の高校受験のはずです。 地方の公立中学校に通えば基本的に狭い世界です。 大学受験を頑張り続けるには一緒に頑張っている”友達”の存在が重要だと思います。

⑧の「質問できる環境」もあればより可です。 学習する環境はスタディサプリやネット動画などがありますが、質問できる環境ではありません。 お金を払えばそいうったサービスもあるようですが・・・。 良好な親子関係、あるいは一緒に勉強している友達でしょうか。 この辺も中高一貫校の強みです。

 

3つ目と4つ目の動画は、超進学校での”落ちこぼれ”についてです。

中高一貫校であれば高校受験がありません。 6年間一貫の授業カリキュラムとなります。

これが「先取り学習」につながる一方、勉強しなくなる要因でもあります。

 

  4つ目の動画の参照記事 : 週刊現代 2012.03.12

”落ちこぼれる”と退場勧告を受けるという記事です。(少し古い記事です)

結論から言うと勉強ができないから留年・退学するというより出席不足などにより留年するケースもあるということです。 以前紹介した「灘のベテランちさん」も出席日数不足による単位不足で留年の可能性がありましたが、先生の対応で何とか回避することができました。 どの学校も基本的には生徒のことを考えています。

”落ちこぼれる”パターンは2つあるようです。

1つ目が自由な校風のため勉強以外のものに興味・関心を奪われ勉強しなくなるパターンです。

2つ目がそもそも勉強に不向きで(塾で勉強したおかげで何とか入試を突破)ついていけなくなるパターンです。

1つ目のパターンは本人の努力・やる気の問題であると言っています。

2つ目のパターンは他校に転校(高校受験を含む)するようです。(そんなに多くありません)

コバショーさんの考えは、ギリギリで合格したとしてもより難関校への進学をススメています。

それは勉強ができる周囲の子に影響を受けるからです。

コバショーさんは開成高校に合格する”学力”の持ち主です。 そして合格するための”努力”もできました。

そのコバショーさんが高1の1学期の中間テストで必死に勉強しても真ん中より後ろの成績たっだそうです。 周囲の友達の方が自分より知識も努力量も上だと感じたそうです。 そして彼らのような人が”東大”や”医学部”に行くんだ、と思ったそうです。

これも毎年100人以上が東大に合格する”開成高校”に進学したおかげで、成績が上位25%~33%くらいまでの生徒が東大に合格する可能性があるというのが分かるメリットです。 具体的に同じクラスメイト、学年の中にそういったモデルケースとなる級友がたくさんいます。

これが(超)難関進学校のメリットのひとつです。 自分のことを卑下する必要はありませんが、”頑張る”や”努力”を目の前(日常)で感じることができます。 コバショーさんも授業中に「鉄緑会」の宿題を内職している友達をたくさん見てきたはずです。

以前紹介した「MEDUCATE」の細井先生も言っていました。 「超進学校の勉強ができる子はみんな謙虚」。 それは”上には上がいる”からです。 「自分がトップになれはそれ以上は伸びない」とも言っていました。

コバショーさんは、ナカハシさんの「浅野高校」を例に出し、勉強しなかった(いわゆる落ちこぼれ)人達が進学した大学について日東駒専クラスだとのいうのを聞き、「それ(勉強しない落ちこぼれ)でも日東駒専に現役合格できる」という点を強調しています。

一般的な高校であれば偏差値65~70レベルの学校になります。 (参照 : 「高校の偏差値と進学実績」)

自称”落ちこぼれ”である灘中高の澤井さんは一浪のすえ東大文Ⅲに合格しています。 ”落ちこぼれ”ではあるものの現役時代もセンター試験で8割得点しています・笑。 同じく麻布中高の”落ちこぼれ”であるべべさんは一浪のすえ上智大学に合格しています。 いかに超難関中高一貫校の”落ちこぼれ”のレベルが高いかです。

中学受験の貯金が大きいものの周囲の環境もあったと思います。

最後になりますが、コバショーさんのいう通り出身校の人脈は年齢を重ねるにつれ役立つ場面が登場します。 同窓会やOB会など見ず知らずの人であっても同じ学校を卒業しているというだけで力になってくれる人もいます。

ただ、この部分は”学力”というより”人間力”が重要となります。

より難関校、地域一番校を目指しましょう。

後からお金で買うことはできません。

 

 

- 中高一貫校の多大なるメリットについて -

 中高一貫校は大学受験において中堅・上位層に食い込む傾向にある。

 そのため高校受験組は”追いつけ追い越せ”で「先取り学習」をしてください。

  ① 「先取り」はデフォルト(標準)

     中高一貫校で先取りを全然やらない学校はほぼ聞いたことが無い

     特に「英語」と「数学」

     学校の「先取り」が当たり前になる 

       → さらに先取りをする 

       → 苦手があっても後で取り戻せる

  ② 高校受験が無い 

     中学受験(光と闇がある)で大変な思いをしているので単純比較はできない 

     それでも高校受験をやらないメリットは大きい 

     受験シーズンというものを経なくてよい 

       → 高校受験をする生徒が中学の範囲を終わった場合、先に進まずレベルを上げていく 

       → ここで上げたレベルは大学受験ではあまり使えない 

           → 「数学」の「図形」だけは頑張るべき

     高校受験用の問題の対策をやらなくてよい

     内申が無いこと(気にしなくてよい) 

       → 先生も良い内申点をあげたい

            → 提出物、定期テストなど生徒に負荷をかける

       → 中学生活で良い内申点を取ることは人生においてほぼ意味は無い (by コバショー)

     中学生は思春期真っただ中

       → 反抗もするがまだ大人でもない

       → 上手くやるという事をできない子もいる

  ③ 部活が早く終わる 

     進学校では高2~高3初めくらいで部活が終わるケースが多い 

       → ex. 週10時間で年間500時間 → 1科目分

            → 私立か国立かに影響

            → MARCHか早慶上智か、日東駒専かMARCHかに影響

     「部活できる時間が短くて残念だった」ではない

       → 高校受験をする場合も中3で1回引退している

       → 高校受験組も6~7か月部活をやらない時期がある

       → 中高一貫校の方が好きな部活を集中してできる

  (ナカハシさん・中高一貫進学校)

    ・ 野球部なので高3の7月まで部活はあった

    ・ 勉強はまったくやらなかったが、部活が終わった段階で範囲学習は終わっていた

       → 高校受験はなかったが進級のための勉強はやっていた

       → おそらくMARCHに受かるくらいのレベルにあった → そこから勉強がスタート → 何とか間に合う

       → 中高一貫校でなくて高3の夏まで野球をやっていたら間に合わなかった

  (コバショーさん)

     ・ 中学受験で優秀な生徒が集まっているので当たり前のレベルが高い 

        → 受験勉強を開始して最初にやる「単語帳」を2~3週間で終える(覚える)

        → 「当たり前度」が高いからこそ一生懸命頑張れる

     ・ だからこそ高校受験組は頑張ってほしい

 

- 中高一貫校 中学生~高1生がやっておくべきこと -

 中高一貫校は良いが中だるみして高校受験組と違って中3時の学力が保証されない

   → そのため今回は”やるべきこと”を明確化

  ① 自分の目標を明確にする 

     中高一貫校は大学受験が先すぎてボヤっとしたまま進んでいく

       → 途中で変わってもいい

     自分の目標大学が、自分の学校の平均レベル以上なのか以下なのかだけでも意識しておく

  ② 目標が高いのであればとにかく先取りをする 

     学校よりは進んでいかないと間に合わない

     学校に漫然とついていくだけでは受からない 

       → 学校よりも速くやるか深くやる

    [目標]

     ・ 高1の間には第一志望校の英数に関しては合格点が取れるレベルまで仕上げる

  ③ 目標が中間層に近いなら1年間前倒しして行動する 

     このレベル帯はボリュームゾーンなので確実性に欠ける

       → 中高一貫校生は、中学生頃は受験意識が高まりにくい

       → 半年でも先んじて行動しておけば後からその期間がバッファー(余裕)となる

           → 高3最後の3か月・半年と考えればかなり大きい

       → 学校の勉強はちゃんとやる

  ④ 英語と数学の基礎を固める 

     低学年の間は「理科」や「社会」の優先順位は低い

     「英語」と「数学」の優先度が非常に高い

       → これができていると余裕ができる

     中高一貫校は「英語」ができない人が意外と多い 

       → 英検を活用するなどサポートを受ける

       → 高校受験を決めた家庭は小学校の頃から「英語」を勉強しているところが増えている

       → 高1の段階で「英語」は高校受験組に負けているケースがある

  ⑤ 塾は学校よりもペースが早いところを選択する 

       → 進度が速いという話ではない

     高い目標に向かっていくので学校よりも速いペースで学習する (上記 ①、②)

     学校よりも遅れた場合も追いつくために学校よりも速いペースで学習する

     ダメな塾は、

       → 復習のために学校の後ろをダラダラついていく

       → 学校でやったことと同じことをやる 

       → 自習(演習)時間が取れなくて学校だけでも良かったということも

     意外とワナにはまる人が多い → 苦手科目のフォロー

       → フォローされ続けて最後まで学校のペースの後をついていく

  ⑥ 部活等の予定を正しく把握し、逆算して計画を立てる 

     中高一貫校は部活が分断されていて、いつまでやるのか把握していない生徒が多い

       → 部活ごとに終わる時期が違う → ex. 野球部 高3の夏まで

     高校になると校内行事をちゃんとやるため期間中はあまり勉強できない 

  ⑦ 一緒に頑張れる友達をみつける 

       → すごく大事

     早くから大学受験を目指した勉強を始めるので周りと違うことをやらなければならない 

     特に中学生で一人で先取りをやるのはメンタルが続かない 

     超進学校が受かる理由はこれもある 

  ⑧ 質問できる環境を整える 

     先取りをするということは未知の領域に踏み込んでいくこと 

       → 分からないことが出てくる 

     一人で勉強していると勘違いを生むこともある

       → 可能であれば質問できる環境にあれば良い

     中高一貫校のメリット

       → 高校の範囲を教えることのできる先生がいる

     思春期でもある

       → 学校の先生には聞きづらい → 塾の先生、友達などに聞く

 中高一貫校は環境的に恵まれているので「先取り」をして頑張ってほしい

 自分の学校の平均レベルが進学する大学を志望している生徒は少ないはず

   → 上位25%や上位10%が進学する大学を志望するはず

   → 結果として平均レベルや平均レベルより少し上の大学に合格する → こういう人が多い

 

- 名門中高一貫進学校の落ちこぼれ生徒はどうなるのか? -

 (ナカハシさんは浅野中高の途中まで落ちこぼれ)

 名門中高一貫校に入れる時点で頭は良いはず

   → 記述が多いので私大受験より”運”要素は少ない

 勉強についていけなくなる要素は2つある 

  ・ 校風的な問題 

    普通の学校に比べて自由が多く、他のことに興味を奪われる

      → (ナカハシさん) ”ゲーム”と”野球” 

      → ”ゲーム”、”アニメ”、”部活”など

  ・ 授業が難しくてついていけない 

 みんなのイメージは前者が多い

 本当についていけない子は、別の高校に行くことが多い 

 普通の学校は高校受験という関門がある 

   → 中2くらいから受験を意識して勉強を始める

 中高一貫校は何も考えず、むしろ加速していく 

   → 中3が終わる頃には埋めがたい差が生まれている

   → 授業に対してやる気が出ない 

 3年間ダラけた生徒は急には頑張れない

 復活した生徒は中2くらいで復活している

   → 中2くらいで気付けた生徒は取り戻せる → あと4年間ある 

   → 高1終わりまでダラけると残り2年間いくらアガいても厳しい → アガく体力も持っていない

 中3までダラけると奈落の底まで行く

  (ナカハシさん)

    部活で挫折 → 部活に向けていた情熱を勉強に向ける → 案外できた → 意外と楽しかったのでやれた

    ナカハシさんと同レベルの人達

     ・ 一番良かった人は2浪で東大

     ・ そこそこ良かった人で1浪で理科大

     ・ 同レベルで多いのが日東駒専、そこそこ良くてMARCH。 芝浦などが多い

 なかなかそこから這い上がるのが難しい

 もしついていけなくなってしまったら、どうするのか?

   → ついていけなくても日東駒専に入れるんだ (by コバショー)  しかも現役

   → 普通の高校(偏差値50~55)ならついていけなくて日東駒専には受からない

 進学校ごとに差はあるが底堅さは感じる

 コバショーさんは開成高に入り国語の先生から言われた言葉がある

   → 「開成の教師は”東大に何人”を自慢に思っていない。 ただ学年でビリだったやつが1浪で早慶に受かることに誇りを持っているんだ」 → 他の先生に聞くと否定される

 学校の中では落ちこぼれ・ついていけていないと言われるが、世の中全体の平均値で見るとそれなりに勉強をしている 

 授業は聞いていないしうわの空だけど、うわの空で耳から入ってくる情報が良い

 日東駒専に行くなら「浅野」でなくてもよくない?と言う人がいる

   → 大人になってから、友達が「浅野」って結構大事

       → これは30歳を超えてから利いてくる 

       → お金をいくら払っても得られないもの 

 大学受験だけではない関係性を作る 

 ただ、学校のスピードについていけないのなら転校した方が良い 

   → 頑張ってもついていけないのなら、そもそも勉強が得意ではなかった

   → 塾で教わったことをうまくやって偏差値的に高くて名門進学校に合格しただけ

   → やってもできないのなら苦しさしかない → 6年間学校生活を送るのは苦痛

   → 勉強以外の世界に興味を向けてあげる 

 最近は名門進学校で落ちこぼれると海外に逃亡するケースもある 

 

- 進学校の落ちこぼれは退場? -

 「名門中高 「授業についていけない子供たち」に退場勧告」 知らないで入るとひどい目に

 かなり古い記事(2012年3月12日)

 記事 :

  ・ 中学受験でいい学校に入ってもなじめなかったり勉強についていけないことで落ちこぼれてしまう生徒は必ずいる。 開成は、中1の頃から留年の可能性がある。 

   (コバショーさん) 留年といっても勉強ができないだけではなく体調が悪くなる人もいる 

  ・ 高校生になってから、どんどん勉強についていけなくなる生徒も必ずいる。

   (コバショーさん) YES か NO かで言えば”開成”も YES。 1学年400人いるので1~2人はいると思う。 ただし、ギリギリで入るぐらいなら入らない方が良いのではないか、という感覚は NO です。 理由は2つ。 

 今回のテーマはこれ

  ① ついていけるかどうかは、自分のセンスや能力より努力の方が大きい

  現役で東大に合格できるかは本人の資質もある。 個人差がある。

  ただし、進級できるかどうかは、完全に努力の問題。 学年でビリでも進級できる。 まず学校に行くこと。 試験が悪くても言われたレポート提出などをきちんとやる。 定期テストの出題範囲もなんとなく教えてくれている。 これらのレベルがメチャクチャ難しくて高いかというとそんな事はない。

  普通の高校に行ったとしても進級できないような人が、進級できない。

  個人の”やる気”の問題

  ② 進級できなくなる生徒がいるからギリギリで難関中高に入るくらいだったら1つランクを下げて、トップ層になった方がイイのか? コバショーさんは明確に NO 。

  コバショーさんはギリギリでもギリギリで入れるよいレベルの学校に行くべきだと考えています。

  「鶏口となるよりも牛後となるなかれ」と言われるが、社会人になったらそうかもしれないが、高校とかなら牛後でも良いので、いい組織にいた方が良い。 周りに影響される、というのは非常に大きい

  鶏の方にいて、「平均でいいや」と思うと平均になる。 牛に行って平均を目指す方が良い。 周りに刺激的な人がいるので、そういう人に刺激されてもう一段高いレベルを目指すかもしれない。 そういうのは勉強に限らず、どんなことでも努力できる人に影響された方が良い。

  コバショーさん自身、開成高校合格が下位層であった。 開成に入学後、1学期の中間テスト。 最初なので一生懸命やったのですが下から数えた方が早かった。 「ぜんぜん違うな」という感覚が強かった。 中学校の頃はこれくらい勉強したら上位にいけるというのがあったが、開成では本気で勉強しても真ん中より全然下。 ベースとなる知識や努力量や賢さが自分より上だと感じた。 そこで勉強やる気をなくす、という部分もあったけどそういう人たちに囲まれて、「こういう人たちが”東大”に行くんだな」とか「”医学部”に行くんだな」と思うわけです。

  コバショーさんは高2で「”東大”に行きたいな」と思った時、本気で勉強しないと彼らに追いつけないと思い勉強を始めた。 エンジンがかかるタイミングが早かったし難しい高校に行って良かったと思う。

  習うことの”当たり前度”が全然違う。

  進度が速いのは当たり前。 進度が速いのはいまや一般的。 進度が速いだけでなく、クオリティも。 センター試験やセンター試験よりも難しい問題が解けるくらいまでいくのか。 『数学ⅠA・ⅡB』が終わったといっても、終わったのレベルが違う。

  受験勉強を始めた当初、センター試験のプレ模試を受けたが全くできなかった。 その時「自分はできていないんだ」と思えた。 学校のテストがそこそこできていると「自分はできる」という前提でモノゴトを考えてしまう。 いま塾生を指導していても、学校のテストで良い点が取れている塾生はそう。

  自分を卑下する必要はないが、自分が入りたい難関大学のモノサシで自分の実力を見ないといけない。 そういった意味で自分のいた環境は良かった。

  落ちこぼれる生徒はいるが、結局、本人の問題。 

  この記事に反論すれば、偏差値を下げれば下げるほど落ちこぼれる人の割合は増える。

  原因は、進級そのものは本人の問題だから。

  

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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