ファイティング・ファンタジー・コレクションの続きの話を書こうと思ったのだが、
ミニチュアボードゲーム関連で大きな動きがあった話。
「グルームヘイヴン」(Gloomhaven)については、以前「獅子のあぎと」の購入やミニチュア版のクラウドファンディングの話を書いたのだが、
その「グルームヘイヴン」の続編「フロストヘイヴン」(Frosthaven)の日本語版発売のニュースが1月頃に発表になった。
当時の4Gamerの記事はこちら
「フロストヘイヴン」の英語版は2020年頃にKickStarterで販売されていて、
先日のミニチュア版のクラウドファンディングでも再販商品としてラインナップされていた。
その日本語版がようやく発売される、というのは大きなニュースだったのだが、
その発売元がこれまで「グルームヘイヴン」シリーズを日本語化・販売していたアークライト・ゲームズからではなく、
CMON Japan(シーモン・ジャパン)からというのも驚きだった。
両者の関係としては、
CMONはシンガポールに拠点を置く会社で、「ゾンビサイド」(Zombicide)や「マッシヴ・ダークネス」(Massive Darkness)など、オリジナルのミニチュア・ボードゲームを製作・販売。
アークライト・ゲームズは日本の新紀元社の子会社で、海外ボードゲームを日本語化・販売。
CMON製のボードゲームをアークライト・ゲームズが日本語化する、というようなパターンが多かった気がするが、
今回はCMONが「フロストヘイヴン」の製作元のセファロフェア(Cephalofair)から直接日本語化の権利を獲得した、
ということになるのだろう。
背景にはアークライトで「グルームヘイヴン」の翻訳・監修を手掛けていた健部伸明氏が、
CMON Japanに移籍したことが関係しているだろう。
さてさて、その「フロストヘイヴン」の予約が始まったということで、
早速CMON Japanの予約サイトをのぞいてみる。
早期予約キャンペーン中で、定価約5万円が1万円以上の値引きとなっている。
(定価が5万円であることにはこの際目をつぶる)
発売は2025年4月ということで、1年後になる訳だが、クラウドファンディングを経験した身としては、
1年ぐらいは普通の長さだ。
早速CMONのアカウント登録をし、カートに入れて購入。
おお、送料無料!
これまでクラウドファンディングの送料で痛い目を見て来た身としては、
重量13kgの送料が無料とは夢のような話だ。
まあ、日本国内で製造するのだとしたら、送料は120サイズ(2000円ぐらい)で済むのかもしれないが、
海外クラウドファンディングなら1万円以上かかっていただろう。
予約サイトはこちら。
早期予約キャンペーンは4/28(日)までらしいが、予定数を超えると締め切ってしまうとのこと。
興味があってまだ予約していない方はお早めに。
ともあれ、やるべきことはやったので、後は1年後の到着を待つだけだ。
その前にこっそり買った「グルームヘイヴン」本体の日本語版を進めつつ、
「フロストヘイヴン」の到着を待ちたいと思う。
そういえば「フロストヘイヴン」のミニチュア版は購入リストから外していたんだったなあ。
今から追加するか悩む。
CMON Japanが本格的に日本語化に乗り出したことで、
これからは他の海外ボードゲームの日本語化の動きが加速するかもしれない。
今後の動きに注目したいと思う。